占いの種類と一覧
命(めい)
命の占いは、生年月日を使った占いのことです。生まれた日付、時間、場所に意味があると考える占術です。
生年月日は生まれた瞬間に決まることから、結果が固定化した内容を占うのに適しています。
生まれた瞬間に備わったものや、その人がどんな人生を送り、どんな老後を迎えるか、といった人生の流れが読み取れます。
- 生まれ持った運命や宿命
- 人生すべてを通した運勢
- 基本的な性格
- 後天的に身についた性格
- 潜在意識や魂の色
- 根本的な要素
などがわかります。
得意なこと
基本的な運命や性格、傾向、人生全体の流れを読むのに向いています。
不得意なこと
人の気持ちなど、頻繁に移り変わる内容を占いたいときは、あまり向いていません。
命の占い一覧
卜(ぼく)
卜の占術は、タイミングによって運命を判断する占術のことです。
これは 「占いをやったタイミングに意味がある」 とする考え方が根本にあります。「物事はすべて偶然ではなく必然で起きている」という概念から来ているのです。
占いたい人が、その日、その瞬間に占ったことに意味があり、そこで出た答えが、自分にもっともふさわしい、と考えます。そのため悪い結果が出たからといって、何度も占いなおすことは、正しい占い方ではありません。
得意なこと
卜の占いは、占うたびにちがう結果が出ますね。そのため、人の気持ちなど移り変わりのある内容を占うときに一番適しています。
また、近い未来や、人生で何を選択していくか、といった、自分の行動によって将来の可能性が変化する内容を見る時にも向いているでしょう。
不得意なこと
生まれ持った性格や、基本的な運命、もともと備わった素質などは、固定化した要素なので、卜の占術では占うことができません。
卜の占い一覧
などがあります。相(そう)
相の占いは、人の顔や、手相、家の配置、名前など、見た目からわかる状況から診断する占術です。
相の占いは、命と卜の中間のような位置づけです。命が生年月日などの動かぬデータを基にしているのに対し、卜は人の気持ちなど常に移り変わる内容を判断しています。
相はその中間で、今は確かに目の前に存在しているけれども、いつかは移り変わる内容や、自部で自在に変えられる内容となります。
得意なこと
現在その見た目であることにより、どんな影響を受けるか、どんな運勢になるか、といった内容がわかります。その見た目が持つ運勢や性格、特徴などもわかります。
不得意なこと
相の占いはとくに不得意なことはありません。生まれ持った固定化した運勢を占うこともできますし、気持ちのような移り変わる事柄でも、「目は口ほどにものをいう」というように、見た目が心をよくあらわしているからです。
相の占い一覧
などがあります。霊(れい)
霊の占いは霊的な力を利用した占術です。卜(ぼく)の占いとミックスして行われることも多いです。
一般的にどんな相談内容でも答えが導き出されるものが多いですが、その的中率は術者の能力によって大きく左右されます。
また、霊の力は扱いが難しく、霊を操るはずが、逆に霊に操られている占い師も多くいるのが現実です。
霊に憑依された占い師のいうことを聞いていると、相談者にも同じ波動が伝わり、運気が不幸になっていくことがあります。占い師の言葉によく気を付け、やたらお金を巻きあげたり、自分に依存させようと誘導する人物には気をつけましょう。
得意なこと
人の気持ちや、現在何が起きているか、未来に何が起きるか、といった予知のような内容がもっとも得意とすることです。
不得意なこと
生まれ持った性格や運勢など、固定化した内容は、あまり適していないでしょう。
相の占い一覧
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