チャネリングとは？
自宅で一人でできるやり方

チャネリングとは、霊的なガイドや守護霊、または他の次元にある高次元の存在（神や別のパラレルワールドにいる自分自身など）にアクセスして、情報や知識を得ることです。

これは霊媒などの霊的なコミュニケーションの一つで、自分自身へのアドバイスや、人生の啓示、自己の成長や理解を深める手段として使われています。

ここでは個人で実践できる方法についてお話します。

• ▽ もくじ
• 個人で自宅でもできるの？
• 瞑想やチャクラとの違い
• チャネリングはいつやればいい？
• どのくらいの頻度がよいか？
• チャネリングのやり方
• チャネリングは危険？注意点

通常、チャネリングするときは専門家が他人がチャネリングしやすいように力を貸して行います。このときは言葉で催眠のように誘導したり、相手に念を送ったり、手かざしや接触で力を送る方法が主流です。

その一方で、個人的な実践として、自宅で一人でチャネリングする方法もあります。

これは瞑想を通して行います。

自分の心臓に宇宙にあると仮定し、そこに語り掛け、惑星の宇宙を共鳴させることで、高次元からのメッセージを受け取る方法です。

私が訓練を受けていた神通力養成所では、胸に宇宙を広げ、そこから実際の宇宙へつなげるようにイメージし、感情を宇宙へ解き放つよう指導されました。これは心臓が高次元の存在とつなぐ入口として機能させている方法ですが、なかにはヨガのチャクラのように、頭上を宇宙とつなぐ場所としているチャネラーもいます。

瞑想は、心を落ち着かせることを目的とします。自分の内面に語り掛けたり、気持ちを落ち着けることでリラックスし、ストレスを軽減したり、メンタルの安定を図ります。

精神的な平穏を求めるために行うことが多いでしょう。

ヨガによるチャクラを開く瞑想は、エネルギーの流れを整えることで、肉体とメンタルの健康をうながすことを目的としています。

チャクラという概念は、ヒンドゥー教や仏教において、身体の中に存在するとされるエネルギースポットです。各チャクラを意識することでエネルギーの流れをコントロールしたり、活性化して、日々の生活が快活になるようにするものです。

チャネリングは、霊的または高次元の存在からのメッセージや知識を受け取る試みです。

自分自身を理解したり、人生の方針を決める手段として使われますが、なかには外部からのメッセージを受け取り、啓示として自分が何をすればいいかアドバイスをもらうものです。

基本的にいつやっても問題ありませんが、集中力を高めたり、より精度をあげるなら、以下の内容にこだわってみましょう。

満月の夜

月は人間のメンタルに大きく影響します。満月の夜にはもっとも洞察力や集中力、直観力が冴える時で、チャネリングの精度を上げることができるでしょう。

また、満月からの影響により、体内を流れるエネルギーが整い、メッセージを受け取りやすくなると考えられています。

夜明け前や夕暮れ時

朝と夜には、それぞれ陰陽の力が働いています。夜明け前や夕暮れ時は、陰陽のバランスがちょうどよく配合された時間であり、大気中のエネルギーが安定しています。このため、高次元の存在とのコミュニケーションがしやすくなります。

惑星の位置を考える

特定の惑星の配置がチャネリングに影響を与えることがあります。

たとえば、水星はコミュニケーション、金星は愛や美、火星は活力、木星は繁栄や成長、土星は秩序や規律などを象徴しますが、これらの惑星が地球に近づいた時にチャネリングの効果があがります。

ただこの方法は数か月～数年に1度の頻度となるため、日常的な方法ではありません。

チャネリングに依存するケースもあるので、毎日やり続けることはあまり推奨されません。

以下の時にやってみるとよいでしょう。

体調が変化した時

心の調子が悪い時や、体調が最近悪いな、と感じたタイミングでやってみるとよいでしょう。

体や心境の変化は、何か見えない力がかかっていたり、環境が変化している可能性が高いため、チャネリングで情報が得られるかもしれません。

悩みが発生した時

知りたいことがあったら、そのタイミングのみチャネリングを行うことも有効です。

明確な意図を持って実践することは、チャネリングの効果を高めることができます。

ルーチンにする

たとえば週に３，４回と決めたり、土曜日だけチャネリングするなど、ルーチンとして取り入れるのもよいでしょう。

ルーチンにはメンタルを安定させる効果があるので、穏やかさを手にれい人は決まった曜日や時間にやるとよいでしょう。

ここでは一人で自宅でできる手軽なチャネリングについてご紹介します。

事前に質問をまとめる

チャネリングを行う前に、自分が知りたい情報や、何についてのアドバイスが欲しいのか、紙に書いておくとよいでしょう。

チャネリングをしながら内容を考えていると、雑念が増えて集中できなくなったり、悩みがまとまらなくなります。

また、ノートとペンをそばに置いておきましょう。

姿勢を整える

静かな環境を選んで瞑想を始めましょう。ゆったりとした姿勢で椅子に座ります。

椅子がなければ座禅でもいいですし、寝っ転がるのも大丈夫です。自分が一番リラックスできて集中できるスタイルでいきましょう。

呼吸法

まずは大きく息を吸って、ゆっくりと吐きましょう。吸うことよりも吐く方に集中した方が、自分の考えを出力しやすくなります。

また、息を吸った胸の中に宇宙があるようにイメージし、宇宙に風を送り出すように意識してみるとよいでしょう。

気持ちが落ち着くまで何度か深呼吸を繰り返してください。そうして自分の内面に集中し、心を静めていきます。

自分に聞く

呼吸が整ったら、いよいよ自分自身に問いかけていきます。

事前に用意した相談内容を思い浮かべ、自分の胸にある宇宙に意識を集中させてください。宇宙から答えがやってくるまで、穏やかに待ちます。

なお、目を閉じていた方がいい人もいれば、目を開けて1点を見つめた方がクリアな情報が得られる人もいます。集中できる方を選んでください。

高次元の存在やガイドに聞く

宇宙に意識を集中させていると、宇宙の先からメッセージや声だけが届くことがあります。もしくは、高次元の存在や、個人的なガイドや守護霊など、霊的な存在がやってくることもあるでしょう。

そうした小さな気づきを見逃さないようにして、意識を集中させましょう。

高次元の存在があらわれたら、質問を心の中で送り、受け取るための意識を開いていきます。

なお、高次元の存在とのチャネリングは何度か訓練をしていかないと思うようにはいかないないでしょう。チャネリング初心者は、直観に頼ってメッセージだけを受け取ったり、何もメッセージがこないことも多いです。

メッセージの受信

瞑想の深まりとともに、イメージや感覚、言葉、または直感としてメッセージが受信されるでしょう。これらのメッセージは言葉として明確に受け取ることもあれば、直感的な理解として得られることもあります。

書き留める

チャネリングがある程度終わったら、そばに置いたメモとペンを取り、メッセージを記録しましょう。記録することで、深く理解することができます。

終了の深呼吸

最期に深呼吸をして気持ちを落ち着けて終了です。

チャネリングの危険性や注意点についてです。

依存しないよう気を付ける

チャネリングに依存して毎日何度もやってしまうと、直観力が阻害されやすくなります。

自分の中にある宇宙から情報を引っ張るには、宇宙ばかり手探りにしても意味はなく、たまにはチャネリング以外の方法を組み合わせることが有効です。

たとえば論理的に考えをメモにまとめたり、誰かに話を聞いてもらうなど、色んな方法を組み合わせて自分の問題を解決していきましょう。

チャネリング前にマイナス感情を払う

チャネリングをしている時、マイナスな考えばかり浮かんでしまうことがあります。それはチャネリングをする時期や時間、体調がふわしくないことがあるので、まずは睡眠と食事をとってからにしましょう。

それでも悪いイメージが出てくる場合は、チャネリングの前に肯定的なアファーメーションをして保護の儀式を行いましょう。

低級霊や動物霊の影響

チャネリングをすることで、何かおかしな霊がついてくるのでは？と不安になる人もいますが、個人がやるチャネリングにそのような効果はありません。

プロが意図的にチャネリングを通して霊を呼び寄せる降霊術は存在しますが、個人が自宅で、瞑想によって得られるものに、そのような効果はありません。

あくまで宇宙との交信、高次元の存在へテレパシーを送るつもりで楽しみながらやるとよいでしょう。

すべてのメッセージに従う必要はない

あなたが宇宙からのメッセージを受け取ったとき、それが気に入らない内容だったり、あまりやりたくない内容だった場合、無理してそれに従う必要はありません。

そのようなメッセージを受け取ったときは、「ほかの方法はない？」と聞いてみるとよいでしょう。

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