悪とは何？悪魔は善悪をひっくり返すため
宗教を利用する

いま私たちがいる世界には、悪魔がいます。

この世界にいる悪魔とは、生まれたときは人間として生まれましたが、動物霊に魂が汚され、動物の狂暴な力を借りて、人間としての尊厳を捨て、人間なのに動物の本能を優先させて生活している人たちのことです。

悪魔たちの狙いは、この世界を悪に染めることです。そしてピラミッドの頂点の人間だけがいいい思いをし、ピラミッドの下にいる庶民を家畜として利用することが目的です。

この悪の連鎖については人間の欲求は神の時代から変わっていないにも書きました。

悪魔たちは目的を果たすため、宗教を利用しています。それは善悪をひっくり返すためです。

• もくじ
• 悪とは何か
• 人間社会の悪と宗教的悪
• 宗教は善悪を変える
• 日常にも善悪がひっくり返る方法があふれている
• なぜそんなことをする？

では、悪とは何でしょう？

よく上げられるのは以下のような悪です。

法的な悪

法律に違反する悪です。殺人や他人を傷つけたり、人を騙すなどあらゆる違法な行為がこれに含まれます。

これは安全な社会にするために設定された悪であり、悪と決めることで、人間は安全なコミュニティを作ることができます。法的な悪が悪でなくなったら、安全性が脅かされます。

道徳的な悪

法律に違反しなくても、人としてあるべき道理や、倫理観、哲学的に反する行為のことです。いじめや、風紀が乱れる行為、他人のことを考えない行為などがこれに該当します。

これも、より多くの人間が社会で安全に、居心地よい世界で暮らしていくために設定された悪です。

宗教的な悪

宗教の信仰や教えに反する行為です。神に逆らう行為や、悪魔や悪霊、人が発するマイナスエネルギー（恨みや嫉妬など）のことです。

これは信仰する人が魂の救いを求めるために必要な項目であり、悪を設定することで、自分らしい生き方、または死に方を求めることができます。

哲学的な悪

哲学的にも悪の定義があります。

アウグスティヌスの悪

キリスト教神学者であるアウグスティヌスは、「悪」という言葉を「善の欠如」と関連づけました。善は神であり、神から離れることで悪が生まれるとしています。悪は本質的な実体ではなく、むしろ善の不在であるとしています。

ニーチェの悪

フリードリッヒ・ニーチェは、「善」と「悪」は主観的であり、歴史的・文化的な制約によって道徳観念が作られているとしています。つまり人間が安全に生きていくため、そして誰かにとって都合が良いために善悪が決められているということです。

カントの悪

イマヌエル・カントは、悪を「義務を逸脱する行為」と定義しました。道徳的な法則に基づいて行動することが善であり、逸脱することが悪です。これは人間の自由な意志によって生じます。

人間社会においての悪とは、人間が安全に、安心して暮らしていくために設定されたものだということがわかります。

一方、スピリチュアルや宗教界においての悪とは、魂に救いを求めたり、魂が次のステージで良い世界へ行けるよう、存在しているものです。

つまり宗教においての善悪は、この世界のこと以外にも目を向けていることになります。

しかし、今どきの新興宗教の教えは、地球での私たちの安全が脅かされる、危険な善悪を設定しようとしています。

熱狂的な信者は、神様のため、幸せのため、と言われると、地球社会での悪に触れることでも、やってしまうことがあります。

それはこの世界の善よりも、魂が行くべき次のステージへの善を重視するからです。

世界では神のための殺人が頻繁に行われています。神が1番、人間が2番だからです。

日本でも、除霊のためといって冷水をかけたり、食事を与えなかったり、暴行を加えるなどして亡くなる事件が何度か起きています。

こうして命の危険に差し迫っても、善悪の判断ができなくなる力が、宗教にはあるのです。

邪教を崇拝する悪魔たちは、みなこれを利用しています。

宗教は善悪がわからなくなる力があるので、それだけの力があれば、自分の思い通りに人を動かすことも容易いのです。

実は、みなさんが見ている映画やアニメ、ドラマ、バラエティにも善悪をひっくり返す要素がたくさん仕込まれています。

戦争でバンバン人を殺すシーンをふんだんに入れて、その行為への抵抗感をなくし、むしろその行為がカッコイイと洗脳することができます。ハリウッド映画では当たり前です。

また、人を騙したり、クズな性格の主人公をかっこよく見せることで、現実にも人を騙すことへの抵抗感をなくすことができます。むしろ騙される奴が悪い、という風潮ができます。

これは「作者が悪魔」なのではありません。

そのような作風のアニメや小説が、悪の流れによって流行らされているのです。また、バイオレンスや性的な要素をたくさん入れないと商業誌に出してもらえず、スタートラインにも立てない、というのはよくある話なのです。

社会に混乱を招いた方が、悪魔は居心地がよくなります。底辺の人間同士が争ってくれたら、上にいる悪魔人間は、より搾取しやすくなるからです。

悪魔の組織は、あらゆるメディアに目を光らせています。そして人々の意識がどこへ向いているかを細かく分析し、どこへ誘導するか、をよく見ています。

元CIAの証言で「真実はどうでもいい、人々の関心がどこにあるかの方が重要だ、真実なんていつでも変わるのだから」と話しています。

嘘も100回言えば本当になる、を実現するため、この世界では人々を誘導するツールにあふれているのです。

洗脳ルートを遮断せよ、にも書きましたが、この世は悪魔の誘導であふれています。

悪魔はなぜ、善悪をひっくり返したいのでしょうか？

それは、この世界を悪に染めたいからです。

では、なぜ悪に染めたいのでしょう？

それは、平和な社会では、儲からないからです。

みんなが安泰で、平穏な生活をしていると、金稼ぎができないからです。

波乱になり、困っている人がいるからこそ、そこにビジネスが生まれ、金稼ぎが生まれるのです。だから常に困っている人がいないと困るのです。

困っている人を増やすために、悪人を増やすのです。

悪人を増やすために、宗教やテレビ番組、広告などで洗脳しているのです。

そして悪人への風当たりが強くならないよう、悪を善に見せる工作が山ほどあります。

毒と薬を同時に作る手法も同じです。悪魔たちは意図的に毒をばらまき、そのあと薬を売ることで利益を得ています。人々は毒をまかれていることを知らず、有難がって薬をもらっています。ですがその薬にも副作用があり、負のスパイラルに陥るのです。

この世界はそうやって成り立っています。

平和な世では、悪魔が発展できないのです。

宗教で善悪がひっくり返ってくれたら、人はみずから喜んで堕落の道へいきます。

自分から破滅し、自分から悪にすがり、悪に憧れ、悪の下僕となる。

悪魔に家畜扱いされ、利用され、金をむしりとられ、命を奪われても、喜ぶようになる。むしろ自分が悪かったんだという自己責任論が蔓延する、そんな人間を大量に増やすために、宗教は利用されています。

ここで勘違いしてほしくないのは、宗教が悪いわけではありません。

悪いのは、宗教を悪用する人間がいたり、宗教に盲目になって善悪の判断力を失う人が大勢いることです。

一人ひとりが、もっと善悪の判断を自分でできるようになればよいのです。他人に判断をあおぐのではなく、自分で判断するのです。

ですがいまのところ、そんな洗脳に気づかず、エンタメにしか興味がない人間が大半なので、この世界はどんどん退化しているのです。

この世界を変えるには、一人ひとりの意識が変わることです。一人でも多くの人に、気づいてほしいです。

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