神社にお参りしても願いが
叶わない17の原因
一生懸命参拝してるのに、まったく願いが叶わない…。
これはいくつか原因や理由がありますが、多くは、神様に対して無知すぎることや、本人の努力不足があげられます。
神に携わっている人ほど、「神様は何でも叶えてくれる」と言いますが、私はそうは思いません。神の世界には多くの儀式が存在しますし、手を合わせて祈れば大丈夫、なんていう単純な世界ではないと思います。
ここでは、願いを叶える秘訣をご紹介します。
原因1:神様の名前を知らない
あなたがよく行く神社は、誰が祭られているか知っていますか?
「恋愛に効く」「金運の神様」などの内容は知っていると思いますが、神様の名前は知らない人が多いです。
神様の名前を知っていたほうが、神様にしっかり語りかけることができますし、神様と通じやすくなります。
神通力者はかならず神様と対話するときに名前をお呼びして語りかけます。相手が誰かもわからないのに願い事だけ言うのは、やや身勝手かもしれません。
誰にお願いしているかくらいは知っておきましょう。
原因2:神様の仕事を無視した願いごとをしている
神様にはかならず担当する仕事(ご利益)があります。これを調べないで見当違いなお参りをしても、願いごとは一向に叶いません。
たとえば、仕事や金運などを司っている神様なのに、恋愛や子宝について一生懸命祈っても効果はありません。ちゃんと担当の仕事があるのです。
まず知っておくべき事実として、神社は、多くの観光客を呼び込みたがっています。
神社も商売しなければいけないので、お客さんが来てくれなくなったら困ります。そのために「神様は何でも願いを叶える」「〇〇の神様」など幅を広げて、あらゆる方法で多くの人を呼ぼうとしています。
ですが実際は、神様にはちゃんと担当があります。
私たちも神様のことをもっと知りましょう。手っ取り早いのは、古事記や日本書紀などを一読するとよいかもしれません。ざっくりですが神様について知ることができます。
原因3:日頃から神社へ足を運ばない
日ごろから神様に触れ合っていない人は、やはり願いが叶いにくいでしょう。
元旦にイベントとして神社に行くだけ…という人は、信仰心が低いですし、よほど日頃の生活が清く正しくないと、なかなか神力をもらえないと思います。
神社に行かないということは天界のパワーに触れる機会が少なくなります。この肉体世界にどっぷり浸かっている人ほど、見えない世界に対する感覚が鈍くなっているはずです。そうなると、願いが届かないのです。
困ったときの神頼みでよいので、日ごろから神様に触れるとよいでしょう。遠慮せず自分の望みをはっきり伝えることも大事です。
位の高い神様ほど、自分から神様に近づかないと力を与えてくれないことを知っておいてください。
眠っているときに神様が夢枕にやってきて、こうしなさいああしなさいとお告げをされる…というのは、大半はキツネやタヌキ、ヘビなどの動物霊です。
原因4:何も祈ってない
せっかくお祈りをしているのに、何も念じてない人がいます。
無心で神前に立っても意味がありません。しっかり念じてください。
念というのはあなたの意見を神様に伝えることです。人間同士だって無言でいる人の気持ちは何もわかりませんよね。神様に対しても同じです。自分はどうしたいのか、ハッキリ意思を示しましょう。
あなたが何を考え、どうしたいのかを明確にするほど、神様は答えてくれます。
ちなみに、霊障を持っている人は霊が邪魔をして、なかなか思念が神界まで届きません。
本来であれば、人の念は強い力ですが、強い霊障をもっていたり、神様から罰を与えられている人間はいくら祈っても改善しません。そのような人は根気よく神社に行って、回数を稼いでください。何度も神様に近づけば、願いは叶います。
原因5:ご縁があるからといって5円ポッキリ
- 参拝のときに5円玉を使うとご縁がつく
- 昔は穴の開いた銭を使っていたから、当時を再現するために5円玉が良い
という話を聞いたことがあります。
だからといって本当に参拝金の総額を5円にするのは、好ましくありません。
神様はこの世界を見ているのですから、この世界の進歩とともに、神々の価値観も変化しています。
現在のお金の感覚で、どのくらい奉納するのがふさわしいのか、自分で考えてお賽銭を入れるのがベストです。
神通力者のあいだでは、神威力をもらうまでは、最初はお金の力も必要だという意見が大半です。そうして神様に寄り添う気持ちや、自分の気持ちが本物であることを照明するのです。
神は言葉より行動を好みます。小銭ばかり出している人は、たまにはお守りや御札を買うなどしてお金を使ってみましょう。これが神を信じる証明です。
原因6:小銭ばかりじゃらじゃら入れる
賽銭箱は、募金箱ではありません。
神を信じない人ほど、お財布に入っている小銭をバーッと出し、整理するかのように賽銭箱にじゃらじゃらと入れる人がいます。このような参拝をするなら、参拝しないほうがましです。やめた方がよいでしょう。
これは私が訓練していた神通力者たちがやっていた秘術ですが、できれば賽銭は100円、500円などコイン1枚で済む金額に設定し、その1枚にあらかじめ願掛けをしておきます。そして神前に来たらその賽銭を入れ、もう一度同じ願い事をすると、叶いやすくなります。
また、神前にきてから財布を出し、いくらにしようか迷うのもマナー違反です。事前に金額を決めて、財布からお金を出し、手に持った状態で神前へ行きましょう。
原因7:金を投げ入れる
お金を投げ入れるのは不作法です。とくに元旦で人が込み合っている時、うしろから投げいれる人が多いですが、お賽銭とは、神様への支払いではありません。
賽銭とは、神様へのお供えです。
お供えを投げる人は、神の力を信じていない証拠です。日頃から神の力を感じていれば、とても投げるなんて行為はできないのです。
こうした考えの人物は、神様に見放されてしまうでしょう。
お金を入れる時は、丁寧に手を添えて入れます。結婚式や葬式では事前にお金を包んで用意しますよね。それが最上級の丁寧さだと思えば、神前で財布をひっくり返す行為がいかに乱暴か気づくはずです。
原因8:神様に交換条件をだす
参拝するときに、神様に交換条件を出す人は、願いが叶いません。
たとえば、
- 願いを叶えてくれたら1万円納めます
- 先にご褒美をくれたら神様を信じます
などと神様に条件を出すことは不作法です。
むしろ神への冒涜、侮辱にすら値します。
相手が人間だと思えば、このような参拝方法にはならないはずです。
人間の世界だって、先に見返りを求める人間は信用されませんよね。神様も同じです。
努力する人間をバックアップしてくれるのが神の力なのですから。
原因9:祈りに迷いがある
神前にきてから、何を願おうかな、と迷っているのはマナー違反です。
また、参拝中に余計なことを考えたり、迷いながらお願いごとをするのはよくない作法です。
人間に置き換えるとわかりますが、自分に相談しに来た人が「どうしようかな、うーん」と言っていたら「考えを整理してから来てください」と思いますよね。迷いの念は神界に届きませんし、弱い力です。
願いごとはあらかじめ整理しておき、自分がどうしたいのか簡潔に述べましょう。
- 神様に報告したいこと
- 神様に聞いてほしいこと
- 質問したいこと
- 自分の決意
- 自分の願望
などを事前に決めて、祈りましょう。
とくに気を付けたいのが、
神様なんていないと思うけど、いいことがあるかもしれないから、とりあえず願いごとだけ言っておくか
などの気持ちで祈ると、試練を与えられるかもしれません。
原因10:不可能な願い事ばかり
神様というのはドラえもんではないので、願えばよいというものではありません。
「芸能人と結婚したいです」などの荒唐無稽な願い事ばかりしても不可能です。
もしそれを実現したいなら、それに向けて自分はどのように努力しているか、具体的にどんな行動をしているか、などを添えましょう。
何の努力もなしに、理想ばかり訴えてもだめです。行動が伴っていることが必須です。行動があれば、夢も叶うでしょう。
原因11:参拝作法を間違えている
2礼2拍手1礼などの作法はおさえておきたいところですが、心がこもっていることや、よほどのマナー違反がなければ、細かいところはなんとかなるでしょう。
神仏の世界は心であるため、細かい順序やマナーよりも、その動作に心が入っているかが重要です。
手水舎は、俗界にいる人間が神様の聖域に入る前に、手や口、肉体についた穢れや邪気を払い、お清めをする意味があります。いわば禊ぎの儀式です。そのため手水舎はかならず使いたいところですが、管理が汚く不衛生な場所も数多くあります。
衛生面の悪い汚い水で清めても穢れは祓われないので、無理して使おうとしなくて大丈夫です。
原因12:身体が汚い
身体が汚いと、神力が体に入りません。
私が修行していた神威力の世界でも、体を清潔に保つことは最低限のマナーです。それは、神様の世界はにおいが重視されるからです。
高貴な神様ほどよい香りをただよわせ、低級霊は臭いにおいを発しています。あなたがくさいと、低級霊と同じになってしまいます。不潔な体には、貧乏神や疫病神がやってきます。
また、体の汚さだけでなく、不特定多数と肉体関係を持っていると、魂の洗練度が落ちていき、魂が穢れる、と表現されます。これは他人の運気が入り混じるためです。
これについては不特定多数の肉体関係は不運になる、にも書きましたのであわせてご覧ください。
おすすめの方法は、神社に行く前に風呂に入りましょう。究極の禊ぎ方法は、自宅で身体を洗うことです。神様は清められたキレイな身体に神威力をくれるので、お風呂は最高の禊ぎとなります。 休日など、時間に余裕があればぜひ実践したい方法です。
原因13:お礼参りをしていない
参拝をして願いごとが叶ったときは、かならずお礼参りをしましょう。これがないとまた元に戻ります。
そんな馬鹿な…と思う人は、実際に検証してみるとよいでしょう。本当であることがわかりますよ。
神が嫌う行為は、神を都合よく利用することです。
もしあなたが神様のことを、「願いを叶える装置」のように思っていると、すこし神様への感覚がズレているでしょう。
神と心が通じ合うことが一番なので、一方的に願い事をしたり、願い事が当然だと思ったり、願った後に感謝がない、適当だと、やはり神様に嫌われてしまいます。
感謝の心がもっとも大切なのです。
ありがとうと言ったじゃないか、お賽銭をしたじゃないか、それじゃダメなのか?
という人もいますが、そうした具体的な行動よりも、上っ面ではない「心」が大切なのです。
良い心には良い運気が宿るからです。
願いごとがかなったらそのままにせず、かならずお礼参りをしましょう。
原因14:夕方の参拝
多くの神社では閉まるまで参拝できますが、可能であれば午前中の参拝が良いでしょう。
多くの宗教では、丑三つ時を終えた、4時~11時59分までがもっとも神聖であり、神仏とのつながりが深まると解釈されます。そのため多くの神事や行事は午前中に済まされることが多いです。
私が訓練をしていた神通力者たちも、みな4時に起きて最初に神様への挨拶を魂を清める修行をしていました。
午後は1日の折り返し地点であり、後半です。この考えは自然崇拝からも来ています。太陽が昇る時間が自然の営みとして感謝や敬意を示す時であり、午後に感謝を示すのは遅く、礼儀知らずとなってしまいます。
重要なことは何事も午前に済ませることが鉄則で、神様への礼儀となります。
午後に参拝したからって悪いことが起きるわけではありませんが、本当の願い事があるとき、のんびり午後に起きてお願いしに行くでしょうか?真の願い事は、観光ついでに参拝する人と同じ要領だとよくありません。
原因15:参拝前の土産屋
参拝をする前にお守りコーナーを見たり、土産を見たり、おみくじを引いたりするのは適切ではありません。まずは挨拶を済ませてからが基本です。
とくに観光として立ち寄った神社だと、先にお土産コーナーを買ったり、出店で飲食をすることがあるかもしれません。
ですが参拝する前に他へ立ち寄るのは、他人の家に訪問して挨拶なしに遊び始めるのと同じ行為となり、マナー違反となります。まずは参拝を先に済ませてから他を観光するよう、順番を守りましょう。
なお、おみくじを引いている最中は、神様が降臨しておみくじを引いている人の手を操作しています。その人にふさわしいお言葉が入ったおみくじを掴ませてもらっているのです。
そのためにも、まずは参拝で挨拶をして、自分の願いごとや目標をハッキリと伝えておくことが必要です。そうすれば、その答えとしてふさわしいおみくじが引けるでしょう。
原因16:鈴をちゃんと鳴らさない
鈴の役割は「神様来てください」「気付いてください」という合図です。神様のおそばに来たことを神様に知らせるために鳴らします。
鈴紐は遠慮なくしっかり振って、音を鳴らしましょう。
どの程度鳴らすかは「自分の存在に気付いてもらう」という意図をよく考え、その常識の範囲内で鳴らしましょう。
ガチャガチャと振りすぎるのはもちろん不作法ですが、遠慮するのも意味がないので、しっかり鈴を鳴らしてあなたの存在を知らせてください。
原因17:鳥居をくぐり忘れる
神社の入り口にある鳥居は、神域と一般世界を隔てる境界線としての役割を果たします。
鳥居をくぐることで、神域に入った、神様に会いに来た、という意味があるので、神域をくぐらないと、いまだ一般世界にいることになってしまいます。
必ずくぐりましょう。
余談:写真にとることは?
神社によって撮影してはいけない場所もあるので、確認しておくことは大切ですが、基本的には神殿を撮影すると、その写真には神の力が宿ります。
具体的には写真を通して神社の力が自分へ入ってくる効果が期待できるでしょう。
もし神社によってとくに制限がなければ、本殿や祭壇の様子を撮影し、時折その写真を見るようにしたり、スマホの壁紙などにすると運気アップが期待できるかもしれませんね。
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