悪から良へ変換次々と悪いことが起きた時の対処法
運気には波があります。
穏やかな波、幸運のビッグウェーブ、そして不幸の濁流もある。
もしあなたが運が悪いと感じたら、それは濁流にのまれている最中なのです。一度濁流にのまれると、次々と悪いことが起きてしまう。
こんな状況から抜け出す方法についてお話します。
悪運を放ってはいけない
喉元過ぎれば熱さを忘れる…といいますが、悪いことが過ぎ去るのをじっと我慢していると、悪運はまたやってきます。
悪運が収まったように見えるのは、たまたま流れの速さがゆっくりになっただけであって、自分が濁流にいることは変わりないのです。だから濁流から出ないとなりません。
また、濁流にのまれやすい人はいるので、昔からツイてないと感じる人は、意図的に濁流から出ていく習慣をつけるべきでしょう。
濁流から出ていく、と決めたならば、あとは脱出するタイミングを考えましょう。
本当につらい絶頂のときは下手に動かない
今まさに激しい不幸が襲っている…というときは、なるべく受け身の姿勢で、状況を冷静に把握しましょう。カメのようにじっと身を守り、波がすこし穏やかになるのを待つのです。
事態を解決するために自分からあれこれ動くと、事態は悪化します。不幸が訪れている最中は「早く抜け出したい」という焦りから視野が狭くなりがちで、判断を間違えやすいからです。つらいときこそ冷静に落ち着きましょう。
また、不幸な人に吸い付いて金銭や心を奪っていく人間もいるので、そうした人間にすがらないようにするためでもあります。つらいときに甘い話に乗らないよう注意が必要です。
できれば他人に任せられる問題は一度誰かに任せ、その動きを見守りましょう。
不幸はいつ始まったのかを考えてみる
悪運の波から出ていくためには、その悪運がいつから始まったのかを考えてみましょう。この作業をやらずにやみくもに行動しても、あまり効果は期待できません。
よくある不幸のキッカケが、引っ越しや転職です。
風水師にかかれば方位が悪いとか、家相や地形がダメだとか、あれこれ理由があるのでしょうが、一番重要なことは、すでに本人が悪運を持っているから、そういう場所へいってしまうということです。
不運な人は、不運を引き寄せるのは本当です。
ほかにも、家具を買った、家電を買った、などの物を手に入れることで不運が始まるケースもあります。これは物に悪い念が入っている可能性もあります。
ほかには、髪を切った、といった些細な出来事から変わる人もいますが、これは周りからの印象と自分から発する気のバランスが崩れたことが原因かもしれません。これは自分の心の持ち方を改善する必要があります。気の持ちよう、と言えばそれまでですが。。。
とにかく、悪いことが起きたら原因に注目しましょう。そしてその原因が起きる前の状態にできるだけ戻すことが大切です。
ではどうやって不幸から幸運へ切り替えるか
悪運になったキッカケがわかるなら、できる限り以前の状態に戻しましょう。
たとえば、物を買ったことがキッカケなら、それを手放すとか、引っ越しがキッカケであるなら前の自宅と似たような場所へ引っ越すなど、戻せる範囲で戻してみましょう。無理はしないでください。自分の気力が果ててしまったら逆効果です。
また、目に見えるものだけでなく、心にも注目してください。
あなたは、キッカケが起きる1年前はどんな気持ちですごしていましたか?
キッカケが起きた当時は以前と比べて何が変わりましたか?
たとえば、以前は謙虚で物を大切にする人物だったのに、いつのまにか贅沢になって金銭感覚がズレていたり、見栄え重視になったり、他人に横柄になったりすると、それにともなって周りの人や空気が変わり、運気も変わります。
あなたの心の持ちようが、運気を変えている可能性もあるのです。もし自分の悪いところに気づくことができたら、初心に戻って物事を考え直してみてください。初心忘れるべからず。
何もしないことが原因になることもある
運には波があり、常に上下しています。
ですが、もしあなたがいつも家の中でジーッとして、他人との交流を避け、毎日同じ暮らしを送っていたら、その波の上下は平坦になっていきます。
このような方は荒波を恐れている人が多いのですが、あまりに波のない場所にいると、その運勢は波ひとつ起きなくなり、つまらない人生となっていくのです。
最近のあなたを見直してみてください。
新しいことにチャレンジしていますか? 新しい人と交流してない、新しい場所へいってない、新しい取り組みをしてない。そうして何もしないと、しんとした不気味な水たまりとなり、運気も停滞します。
この状態になってる人は、なんとかして自分で波を起こさないとなりません。家から出られない人もいるでしょう。そうした人は、大幅なイメチェンも有効です。家の中でできるチャレンジもあります。ネット上で資格を取ったり、家で勉強もできますよ。何か始めましょう。
結論
運が悪いときは、荒波がおさまるのを待ち、少しおさまってきたら強制的に今の波から降りましょう。ずっとそこにいてはいけないのです。
強制的に環境を変え、自分を変え、意識を変える。これが一番です。
とにかく脱出です。どうしても脱出できない環境なら、すこしでも脱出できる道を見つけ、そこにしがみつくことです。希望をすてないことです。
今の荒波はいつまで続くのか考えましょう。あと数か月?数年?先の長い濁流であるほど急ぐ必要がある。
できたら運がいい人に助けを求めましょう。運が良い人と話せば、それだけですこしパワーがもらえます。元気だな、と思う人に話しかけてみてください。