バカが幸せを生む人生がつまらないのは頭がいいからだ
あなたは人生がつまらないと思いますか?
そう思ってしまう原因は、あなたが「頭のいい人」だからかもしれません。
頭がよい人とは、合理的な人です。
合理的な性格は、ビジネスでは役に立ちますが、人生においてはつまらなくなる傾向があります。
人生を楽しくするには、合理性を捨て、バカになることです。
ここではバカのメリットについてお話しします。
頭のいい人は合理的に考える
頭のいい人は、みんな合理的です。
合理的とは、リスクを減らし、最低限の労力で、最大限の利益を得ることです。
効率のよい行動をとったり、行動に見合った成果を求める人のことですね。
実は合理的な性格とは、人間の生存率をあげるため、安全にすごすための知的行動なのです。そのため動物的で短絡的な人ほど、合理的な判断ができません。
つまり合理的な考えができる人とは、人間として発達しているのです。
ただし、デメリットもあります。
合理性は刺激がなくなる
合理的になると行動が最小限になるため、危険が回避され、平穏、安全、安定に近づきます。
ですがその反面、刺激が減り、つまらない人生になるのです。
たとえば合理的な行動とは、以下のようなものです。
①女性Aさんは結婚したい。
②Aさんは婚活パーティに行こうとネットで調べた。
③パーティ会場は、新橋の居酒屋だった。
Aさんはこう考えた。
新橋なんて、しがれたおっさんがたくさん集まってそうだ、どうせパーティにいってもイイ男はこないだろう。
④どうせ行くなら「六本木のパーティの方が楽しそうだ」と探してみるが、思うようなパーティは開催されていなかった。
⑤結果、どこにも行かなかった。
Aさんの判断は、実に現実的で、確率論でいえば正しいでしょう。ですが、結局何もしてないので、刺激はゼロになっています。
合理的とは、無駄な労力やリスクを減らすことです。
だけどそれでは刺激が生まれず、つまらないにつながるのです。
刺激が面白さを生む
人生を面白くするには刺激が必要です。
刺激を生むには、
合理性と逆のことをすればよいのです。
無駄な行動を増やし、多少のリスクを背負うのです。
たとえば、以下のような行動をしてみましょう。
- 非合理的1:誘われたら多少嫌でもすべての誘いにのる
- 最初は気乗りしなくても、行ってみたら案外、交友の幅が広がるかもしれません。とくに人の出会いはどこに良縁が転がっているかわからないのです。
- 非合理的2:知らない知識が入ってきたら興味がなくても聞いてみる
- あなたの知らない知識が入ってきた時、興味がなければそれ以上の話を聞かないものです。ですがあえて話をきくことで、そのジャンルの面白さに気づき、行動範囲が広がるかもしれません。食わず嫌いしないことです。
- 非合理的3:変な人だなと思ったらとりあえず付き合ってみる
- 変な人だな、という感覚があれば、その相手はあなたにないものを持っています。その人から新しい風が吹き込んでくる可能性があります。ぜひ友人としてキープしましょう。
- 非合理的4:自分には振り向きそうにない相手にアタックする
- 99%は失敗でも、1%でも可能性があるなら、100回アタックすれば願いは叶います。それを無駄な行動ととらえるかです。
- 非合理的5:無駄なことに金を使いまくってみる
- あなたが大切に思っていることは、他人にとったら無駄なことです。価値観は十人十色なのです。そう考えれば世の中ほとんどのことは無駄です。だからあなたが無駄だと思うことに少しお金を使ってみるだけで、思いのほか人生の満足度が高まるかもしれません。
- 非合理的6:借金してみる
- ある程度のリスクを取らないと、大きな実りは得られません。どうしても必要であれば、お金を借金する覚悟を持ちましょう。
たとえば、家を買えばローンが待っています。身の丈以上の家に住めばローンも地獄でしょうが、そのために一生懸命働いたり、不動産の知識に詳しくなり、新たな道が開けるかもしれません。 - 非合理的7:勢いに任せて性的に楽しむ
- 本能のまま羽目を外せば、うっかりデキ婚するかもしれません。ですがそこから家族の大切さを学ぶでしょう。また知らない不特定多数と関係を持てば、病気をうつされ、病気について詳しい知識を得る機会がくるかもしれません。自慢話にはならないでしょうが、これも人生の刺激の一つでしょう。
- 非合理的8:何も考えず会社を立ち上げる
- 好きなジャンルがあれば、知識がなくても勢いで起業してみましょう。嫌でも会社経営の知識を学ぶことになりますし、業績が悪くなれば、やるしかない状況に追い込まれるので、結果として金持ちになるかもしれません。
- 非合理的9:誰かを騙してみる
- 誰かを騙すくらいの度胸があれば、人生はかなり刺激に満ちるでしょう。
ただし、この方法はあくまで例えです。まじめすぎる人にとっては、このくらいの度胸があってもよい、ということです。
大丈夫、元がまじめな人なら、犯罪にはつながりません。悪いことをしてやるぞ、と思うくらいでちょうど普通の人と同じくらいの緩さになり、固い考え方から抜けられます。
上記のような行動は、合理的判断ができる頭の良い人は、なかなかできません。
不幸や不運、無駄骨になることが予測できるから、これらの行動がすべて面倒に感じてしまうのです。
でもそれを乗り越えて無駄をこなし、リスクをとれる人は、 人生に抑揚ができ、楽も苦も生まれるのです。
何も期待しなければいい
合理性を捨てましょう。
無駄を増やしましょう。
どうせ何も生まれない、と最初から失敗が前提で動けばよいのです。
行動に期待しすぎるから、実りが得られないとガッカリ感が高まり、二度と行動したくなくなるのです。
- 期待をやめましょう
- 他人に何も求めないこと
- いい人になろうとしないこと
- 自分を演じないこと
- よく見せようとしないこと
- 完璧主義をやめる
- 何も計算しない
- 先を読まない
- 深く考えない
いわゆるバカになることです。
幸せレベルは以下の通りです。
バカになれる賢い人 > 本当のバカ > 賢い人
これを見ているあなたはすでに賢い人だと思うので、意図的にバカになりましょう。
人生がつまらない時の占い
人生がつまらないときに、1枚タロットを引いてみてください。
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