相性がよくない占いをやったら恋人との相性が悪い…うまくいかないの?
恋人との相性を占ったらすごく悪い…これって結局うまくいかないの?と思う人は結構いると思います。
たしかに人の性格には相性があり、仲良くなれる相性と喧嘩しやすい相性とでは、その後の関係に大きな差が生まれます。ですが恋人として付き合える間柄なら、その差はごくわずかなものです。
本当に相性が悪いなら恋人にはなれません。せっかく恋人になれたなら、たとえ占い結果が悪くても前向きに考えていきましょう。
まずはひとつの占いに依存しないこと
よくあるのは生年月日や姓名判断などの、データによる占いです。これはあくまでデータからわかる性質や傾向を見ているだけであって、実際の心を言い当てているわけではありません。
心は移り変わるものですよね。
心の持ち様が変われば相性も変わるのです。
心の持ち様こそが、本当の相性なのです。
また、占術によっても相性は大きく変わりますよね。ちがう占いをやったらベスト相性!なんてこともよくあります。このようなことが起きるのは、占いとはそもそも、人物を一方向から見た姿を切り取ったものに過ぎないからです。
たとえば美術の授業を想像してください。モデルさんが中央にたち、数人の絵描きたちが周りをぐるっと囲む光景がよくあります。
絵描きたちはそれぞれ違う角度からモデルを見ているため、全員が異なる絵を描きますよね。
もちろん正面から描いた絵が一番本質をあらわしているでしょうが、どの姿もモデルさん本人をあらわしています。
占いも同じです。占いの数だけいろんな結果があります。当たりやすい占術はあるでしょうが、たったひとつの占い結果がその人物のすべてではありません。
だったら、いろんな占いをやれば相性がわかるの?
と思うかもしれませんが、それでもやはり、心の中まではわからないのです。
タロットや神通力では相手の気持ちを占ったりしますが、それでも人の心は変化するため、相性の良し悪しを確定できないのです。
心は良くも悪くも変化するし、その心の動きこそが、本当の相性を決めています。
データでわかる相性は参考にはなりますが、それが大きな割合を占めないのです。だからひとつの占いに依存してはいけないのです。
本当に相性が悪かったらどうする?
やっぱり、どの占いをやっても相性が悪いから、
ちょっと心配なんだけど!
というカップルもいるでしょう。
ですが人間には知恵や理性があります。たとえ自分と合わない相手がいても、相手を理解しようとする心があればうまくいくのです。これも心の持ち様です。
たとえば、占いで「攻撃的」と診断されても、それは攻撃的な傾向があるだけで、攻撃的な要素しかないわけではありません。本人の心がけひとつで、優しい心はいくらでも作れます。
たとえば、占いで「性格が正反対だから合わない」と言われても、正反対とは相手ができないことが自分はできるのですから、むしろよいことが多いです。
そうしてお互いに歩み寄る姿勢…それがあればすでにベスト相性なのです。
たとえ相性が悪くても、相手が好きならその性格を受け入れるべきです。嫌なことを受け入れるのが愛なのですから…。
思いやりがない人とは付き合ってはいけない
残念ながらこの世には、自分のことしか考えられない人間がいます。恋人から愛を奪うばかりで、自分は好き勝手にふるまう自分本位な人がいます。
DVやモラハラが代表的ですが、そうした思いやりのない人物を見て「相性が悪いのかしら」なんて悩むのは間違っています。
これは占いは関係ありません。相性が悪いのではなく、ただ欠点を直せない人間なのです。魂が汚いのです。
思いやりのない人間は、誰と付き合っても地獄になります。たとえベスト相性の相手と結婚しても、自分の欠点を見つめない人間は不幸になります。人として欠落している相手なのです。相性の問題ではないので、もしあなたのお相手が思いやりに欠けているなら、それを占いのせいにしてはいけません。
恋は盲目…が判断を鈍らせる
恋に夢中なときは相手に合わせるのに、気持ちが冷めてくると自分本位になる人は多いです。とくに結婚したあとの相性を気にする人が多いです。
恋心が落ち着いてきたとき、相性が悪いとつらくなるのでは?
と考えがちですが、嫌なことを許容するのが愛ですから、嫌なことを避けているうちは誰と付き合っても愛は育たないでしょう。
恋はできるのに愛が生まれない…そんな人が多いです。
できるだけ相性のよい人間と付き合いたい気持ちはわかりますが、結局は日ごろの心の持ち様が一番影響力が大きいのです。心がけが悪ければベストカップルも簡単に離婚します。
生年月日などのデータでわかる相性ばかり見ても、あまり意味がないのです。
占いだけで重大な決断をしてはいけない
もし占いの結果が悪かった場合、そのとおりにならないよう気を配る…それが正しい占いの使い方です。
- 悪い結果は教訓とする
- 良い結果はお守りとする
占いとはそのくらいの感覚のものです。
ですが「相性が悪い」と言われると、別れることまで考えてしまう人がいます。
何度も言いますが、
大切なのは心です。
占いばかり頼りにしていると、もしあなたの身に苦労があったとき、すべて運のせいにしてしまい、自分で努力しないクセがついてしまいます。
人はみな試練を与えられているし、不幸になるにはかならず原因があります。乗り越えられない試練は回避することも必要ですが、試練から逃げてばかりの人生は破滅します。
運を信じるよりも、自分の生き方は正しいことを信じてください。そうすれば運はあとからついてきます。
もしいま仲のよい恋人がいるなら、相性が悪くても別れないでください。お互いの欠点をたくさん克服したカップルほど愛と信頼、絆が生まれます。これはキレイごとではなく真実です。
占いより運命を大切にして
占いの結果よりも、いま目の前に素敵な異性がいる奇跡に感謝しましょう。その出会いは神様によって導かれたものです。
出会う相手は人間の力で決められませんが、訪れた出会いを活かすか殺すかは人間にゆだねられています。
未来は変えられます。
相性の悪さに落ち込む必要はありません。気をつければよいだけのことです。気をつける意識があるだけで、あなたにはすでに愛があるし、幸せになれます。
悪い結果が出た時の考え方
占いで悪い結果が出たとき、正しい受け止め方としては、
そうか、そうならないように注意しよう
と気を引き締めたり、
そうか、そのような可能性があるんだな
と最悪な結果を想定しておき、あらかじめ心構えをしておく、といった受け止め方が、本来の占いです。
ぜひあなたの人生に占いをたくさん取り入れて、自分を元気づけたり、活用するツールとして使ってください。
占いを上手に利用しよう
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