生霊とはどんなものか?
生霊を祓う方法
生霊とは、この世に生きている人間がとても強い念を発することで、魂が肉体から離れて、別の生きている人間に憑依する現象です。
おもに片思いや、相手を恨んだり、強い思念をもっていると魂が飛びます。
生霊を発している人間は、自分で飛ばそうと思ってやっているわけではありません。ほとんど無自覚です。
あなたも知らない間に飛ばしている可能性があります。
どんなときに生霊が飛ぶのか?
おもに以下の場合に飛びます。
- 片思いなどの恋愛感情
- コンプレックスを刺激される嫉妬感情
- 許せない人がいる怨恨
- 価値観や性格が合わない不快感情
これらの共通点は、他人に対して
強く、常に、考えている
という点です。頭の中から相手のことが離れない状態で、ほかのことが手につかなくなるほど相手のことを考えてしまう、そういう状態のときに生霊が飛びます。
生霊は発した人はどうなるか
普段生活しているとき(覚醒しているとき)は、魂がしっかりと身体に定着しているので、ちゃんと意思がハッキリしているし、活き活きしています。
ですが強く思う相手がいると、この定着した魂が一時的に身体から離れてしまい、付いたり離れたりして安定しなくなります。これが生霊の発生です。
魂が離れているときの肉体は、中身のない空箱と同じです。
生気が入っていない状態なので、見た目にもボーッとしていることが多く、うわの空だったり、仕事でもミスを連発したり、人の話が耳に入りません。
眠っているときはほぼ100%生霊が飛ぶ
脳科学的に見ると睡眠は脳の整理ですが、スピリチュアル的に見ると、睡眠は死後の予行練習とも呼ばれていて、魂の旅の時間です。
正常な人は、潜在意識を浄化させるために幽界へ旅行をしたり、必要な場所へ出向いて自分の考えを整理したり、新たな決意や目標を見つけたりして、夢からヒントを得たり、学習をします。そして目覚めたあとはスッキリするのが普通です。
ですが、「強く、常に、考えている」を抱いた人が睡眠に入ったとき、ほぼ100%の確率で、強く思う相手の元へ旅立っていきます。
そのため潜在意識が浄化される時間が省かれてしまうので、疲れやすくなるし、目覚めたあとはとても身体がだるくなります。意識がスッキリせず運気も悪くなるでしょう。
たとえば、好きで仕方ない相手がいる場合、眠っている間にその人のもとへ旅立ちます。あまりに強い感情があることから、相手の体の上に乗っかったり、首を絞めたり、周囲をうろついたり、好きな相手の家の周辺を探ったりします。
これが原因で、相手に金縛りを起こしたり、相手の夢に登場したり、相手の周囲に気がまとわりつくので相手の運気も悪くなります。
生霊に憑かれた人はどうなるか
生霊に憑かれた人は、生障が体にまとわりつくので良い運気がつかなくなります。本来体につく良い運気が、生霊がブロックして邪魔しているようなイメージです。自然と運が悪くなったり体調不良になるでしょう。
また負のエネルギーが体にまとわりつくことで、浮遊霊を呼び寄せ、さらに運が悪くなることもあります。
具体的には以下のことがあります。
- 眠っている間に金縛りにあう
- 眠っている間に誰かが自分の首を絞めている
- 眠っている間にはっきりと人の顔が見える
- 人間関係で冷たい扱いをされ孤独になる
- チャンスに恵まれない
- 良い波がやってこない
- 出会い運がぱったりなくなった
- 悪い異性に縁がある
- 顔色が黒くなる
- 肩や背中が重い
- 悪夢を見て自分の叫び声で目覚める
- 交通事故など不運による身の危険を感じる
このような現象が見られたら、生霊に憑かれた可能性を疑ってみることです。
生霊の発生源を特定する
生霊を祓うには、誰が生霊を発しているか特定する必要があります。周りの人や、これまで付き合ってきた異性など、思い当たるふしを考えてみてください。
また、付き合った相手だけでなく、同性である可能性もありますし、自分では仲が良いと思っていた相手である可能性もあります。
誰かから恨まれたり、嫉妬される行動をとらなかったか、よく思い出してみましょう。
以下は生霊の発生源を特定するためのヒントです。
- 異性を振ったことがあり、その人物から今も連絡がある
- 離婚経験がある
- 浮気や不倫などで誰かを強く傷つけた
- 過去に強く自分を愛してくれた異性がいた
- 別れ話でモメた相手がいる
- 無言電話がある(誰なのか想像つかないか?)
- 職場や学校などで険悪な仲の人がいる
- あなたが美人やイケメンであるなら、それだけで他人に妬まれることもある
- あなたによく話しかけてくる人がいる
- あなたに強い関心を寄せる人がいる
- 過去に他人の恋人や好きな人を奪ったことがある
- 寝る直前になるとなんとなく思い出す人物がいる
- 毎日見られている気がする相手がいる
- 隣人である可能性もある
ほかにも、眠る直前や、起きた直後に思い出した相手も、生霊の可能性があります。
なぜなら眠っている時の方が生霊は憑依して意識に入り込んでくるので、生霊はあなたが眠るのを待っています。
一番多いケースは恋愛がらみですが、他には怨恨と強い嫉妬です。
生霊を祓う方法
生霊を祓うのはとても骨が折れます。
亡くなった霊が相手であれば神通力を使って成仏してもらうことができますが、生霊の場合は相手が生きているので、成仏させることができません。
生霊を祓うには、発している人物の不満を取り除くことが一番です。
つまりできることなら、その人物に直接連絡をとり、近況を聞き、相手が幸せになる話を進めることです。
ただし恋愛感情で生霊をもらっている場合は、むやみに連絡をとることで逆効果になる場合もあるので状況を見て判断しましょう。
生霊は、発している人物があなたの存在を忘れてしまえば、飛ばなくなります。
相手に目星がついており、明らかに恨まれている自覚がある場合は、その人物の近況について情報を仕入れてみましょう。そして相手が幸せになるように仕向けていくとよいでしょう。
相手を恨んだり、生霊を発していると思われる人物に文句を言ってはいけません。その思念エネルギーが生霊をさらに増長させてしまいます。
生霊のお祓い祈祷・除霊術はあまり意味がない
生霊の元となる人物は生きている人間なので、いくら除霊を行っても、しばらく時間がたつとまた憑依されます。
相手が思念を送っている限り、何度でも憑依されるのです。
霊能者などに依頼して除霊をやったとしても、一時的にすっきりした感じがするかもしれませんが、しばらくしたらまたすぐに元に戻ります。
なぜなら、相手は生きているからです。
除霊や浄霊を行うときだって、霊を癒すことで魂を浄化します。生きている人間を癒すには、生きている人間に直接話すのが一番なのです。
いろいろな除霊師などに依頼して無理に身体から引きはがすよりも、生霊を出している本人と話し合ったほうが近道となるでしょう。
生霊の発生源がわからない場合
生霊の発生源がわからなかったり、生霊を出している人物とどうしても話しあいができない場合は、以下の方法をお試しください。
方法1:念じる
生霊を出している人物に対し「あなたの幸せを心から願っています」と強く念じます。
これだけでだいぶちがいます。生霊の原因は間違いなくあなた本人ですので、あなたが自分のことより相手の幸せを考えるだけでも、効果はあります。
方法2:線香
自宅でお線香をたきます。煙が出るタイプがよいです。
煙には、煙の流れにのって霊が天空へ上がっていくという意味があります。煙がなければ供養することができません。
本来は死者を供養するためのものですが、生霊の強い念を鎮めるにも効果があります。
方法3:塩
身体に塩をかけて浄化します。 (身体にかけるときは外にでて、玄関から離れた場所でやってください)
それが終わったら盛り塩を作ります。まずは玄関先に置きます。さらに部屋の四隅にも置いてください。
塩を置きっぱなしにするとそこに霊がよりつきますので気をつけましょう。枕もとに塩を置いてはいけません。盛り塩の正しいやり方もご覧ください。
方法4:神頼み
近くの神社へ参拝に行き、身を清めてください。そして生霊による災いが起きても、そこから身を守ってもらうよう祈っておきましょう。
やはり最後には神様の力が必要です。人間だけの力でどうにかしようとしても、所詮は悪あがきです。人間もできることを最大限やるべきですが、人間の力を過信してはいけません。
なお、神社に行くときはかならず開運や悪運退散、浄化、霊障除け、厄払いなどを司っている神様にお願いしてください。恋愛など、ちがう仕事を司っている神様にお願いしても意味がありません。神様だから何でも願いを聞いてくれる…ではないのです。これについては神様に願い事をしても叶わない10の理由にもありますのでお読みください。
方法5:時間が解決する
時間をおいて経過を様子見てください。人生は時間とともに移り変わるので、生霊を発している人物の人生も、時間とともに変化してくるでしょう。
そして人生模様が変化するとともに、生霊を発している人物があなたのことを忘れてくれたら、それで解決します。
ただし人によっては20年、30年たっても生霊が消えない人もいるので、根気がいるのです。ライフサイクルが何十年たっても変わることなく、同じ恨みを持ち続ける人がいるのも事実です。
だからこそ、最初から生霊をもらわない生活を送ることがとても大切ですし、恨まれるようなことをしてしまった場合は、その場で和解してしこりを残さないことが望ましいでしょう。
これまでの行いが悪かった人はそれだけ生霊をもらいやすくなります。これはすでに亡くなった霊も同じですが、祓っただけで終わりではなく、根本を直さないと、いくら霊を払っても同じことを繰り返してしまいます。原因や根本に目を向けてみてください。
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