目線でわかる心理!!
相手の本音が丸わかり
目は口ほどにものを言う、というように、相手の目を見れば本音がわかります!
よく言われている俗説として、恋愛において男女で視線に差があると言われていますが、実はそれほど性差による違いはなく、基本的に男女で似たような目線の反応をしています。
個人差も大きい世界ですが、相手の心理を読み取る目安として、知っておくとよいでしょう。
右上に向くとイメージしている
人は右脳を使っているとき、視線が右上に目線を向けます。
右脳はおもに、芸術やクリエイティブなこと、映像をイメージする時に使われます。また感情的なことを処理するのも右脳です。
- 過去の経験や出来事を映像で思い出している
- 何か芸術品を作ろうとしている
- 映像や絵を思い出している
- 言われたことを映像でイメージしている
- 理想をイメージして想いを馳せている
左上に向くと論理的思考
人は左脳を使っているとき、視線が左上に目線を向けます。
左脳はおもに理論的に順序立てて考えたり、難しい計算をしたり、映像よりも言葉の表現をするときに使われます。
- 論理的に話を整理している
- 計算している
- 計画を立てている
- 目の前で起きた出来事を言葉で表現しようとしている
- 外国語やフレーズを思い出している
- 過去の認識や決め事をたどっている
- 過去に言われた話の内容を思い出している
右下に向くと感情の確認
右下に目線を向けるのは、基本的には右上と同じで、映像を思い出している時に見ることが多いです。
しかし視線が下に向くのは、内面に焦点を当てているケースが多くなります。
たとえば、右上が実際にあった出来事や、そこで抱いた感情を思い出すのに対し、右下はその感情を深く掘り下げて、どう感じて今にどのような影響をもたらしたか、今後どう反映させるか、といった深い思考をあらわします。
- 今の自分の気持ちを確かめている
- 過去の感情や感覚を思い出している
- 過去の出来事が今に与えた影響を考えている
- 今後自分がどうしたいか考えている
- あの人がどんな気持ちだったか考えている
- あの人の反応から本音を探ろうとしている
など、右下は感情や内面を確認し、心の認識を深く受け止めようとします。
左下に向くと感情の整理
左下に目線を向けるのは、基本的には左上と同じで、理論を組み立てたり計算していることが多いです。
そのなかで視線が下に向くのは、内面に焦点を当てているケースが多くなります。
たとえば、左上が計画をたてたり論理的に構造を解釈しているのに対し、左下はその構造に対して自分や他人がどう思うか、立場による感情などをあらわします。
- 過去の理論に対する自分や他人の感想
- 物事に対する周囲の反応
- なぜそう思ったのかという感情分析
など、左下は感情や内面を情報として整理し、より効率的に論理が組み立てられるようにします。
真上に向くと問題解決
真上に目線を向けるのは、右脳と左脳をバランスよく使っていると考えられます。右脳は創造的な映像やイメージ、感情を担当し、左脳は論理的な思考や言語処理を担当します。
真上に目線を向ける人は、創造性と論理性が調和しており、問題解決力に優れ、多くの環境や人の感情に気づきやすい状態と言えます。
- より大きな創造をする計画を考えている
- 問題解決をしようとしている
- 色んな可能性を模索している
- 感情と理屈の両方を考えている
などです。
普段から真上を見ることが多い人は、有能な人と言えるかもしれません。
真下に向くと感情を伏せる
真下に目線を向けるのは、感情や考えを伏せることを意味します。
マイナスな感情や考えを伏せることもあるし、状況によってはプラスの出来事を伏せるケースも考えられます。
マイナス感情
- 不安や緊張を感じている
- 不満や苛々を感じている
- 相手の意見を内心否定している
- 話を聞きたくない時
- 自分の主張に自信がない時
プラス感情
- 好意を隠そうとしている
- 恥ずかしさを感じている
- 照れ隠しをしている
- 相手への敬意と自分への謙遜
- 礼儀正しく控えめな人
- 口論を回避しようとしている
などです。
下を見ることが多い人は感情を隠すので、秘密主義だったり、寡黙な人だったり、自分の考えを言葉で表現することが上手ではない可能性があります。
まっすぐな目線は強い主張
まっすぐな目線とは、それだけ強い主張を相手に伝えたいサインです。
- 自分の主張に自信がある
- 相手にどうしてもわかってほしい
- 正直者である
- 相手と真っ向から議論しようとしている
などです。
また、恋愛において相手をまっすぐ見つめるのは、相手の容姿に惹かれているサインです。男性の方が視覚を重視するのでまっすぐ見つめる傾向にありますが、女性も好みのタイプの男性に会うと、まっすぐ見つめています。
視線が左右に泳ぐのは浮ついた心理
視線が泳ぐ理由は、気持ちが落ち着かず、浮ついた心境になっています。それが目が泳いで挙動不審に見えます。
- 主張がうまくまとまらない
- 何か後ろめたいことがある
- 隠し事がバレるかそわそわしている
- 極度の緊張で挙動不審
- 図星を突かれて戸惑っている
- 批判を恐れている
などです。
しかし、思考をあれこれめぐらせ、右脳と左脳をフル活用している天才型も、視線が泳ぐことがあります。
挙動不審型なのか、天才型なのか、見分け方については、挙動不審型は視線と一緒にまばたきが多かったり、手元も浮ついて落ちつかない様子が多くなります。
黒目だけがキョロキョロ動いている場合は、天才型です。
まばたきが多い
まばたきが多い人は、気持ちが極限にきていたり、生理的な理由で多くなります。
- ストレスや疲れ
- 神経質で細かいことが気になる
- 緊張しやすい性格
- 何かをずっと我慢している状況
- アレルギー体質や眼精疲労
などです。
体やメンタルに何らかの負荷がかかっている状況と言えそうです。
男性が女性の目線の高さに合わせる
男性が女性の目線の高さに合わせるしぐさをとることは、相手と親しくなりたいあらわれです。
- 親しみあるの表れ
- 興味や関係を深めたいサイン
- 相手を尊重している
- 相手と向き合おうとしている
- 相手を信頼している
です。
このテクニックを利用して意図的に目線を合わせることは、恋愛だけでなく日頃の人間関係や、身長の低い子供の心を開くときにも有効かもしれません。
恋愛で見る男女目線の違い
男性の場合
- 直接的な視線
- 男性は興味のある女性がいる場合、直線的にまっすぐ対象を見つめます。これは男性性の特徴である、社会的な力関係を示したい本能からきており、より堂々とした目線を見せます。アピールの一つとも言えます。
- 顔や体をよく見ている
- 男性の方が視覚を重視するため、外見に対して強い関心があります。女性の顔をまじまじと見たり、体のラインを露骨に見てしまうこともあるかもしれません。
- 威圧的な視線
- 対象とする女性が人気であるほど、その周囲に別の男性がいた場合、その男性に対して威圧的な視線を向けることがあります。これは自分のテリトリーや社会的地位を示すため、相手を圧倒したり、ライバルがどんな男なのか見定めようとする行動と言えます。
女性の場合
- 斜めからの視線
- 女性は直視しない傾向があり、男性が自分を見ていない時に直視したり、視線を外しながらも視界に入る程度で話すことが多い傾向があります。これが柔らかく繊細な印象を与えることがあります。ただし、好みのタイプの男性がいると、女性でも直視する傾向はあります。
- 目線で会話する
- 女性は視線を通じて感情や意図を表現することがあり、非言語のコミュニケーションを行います。女性の方が本音が目元に出やすいかもしれません。言葉に出さず、雰囲気で察してほしい思いが少しあるでしょう。
- 相手の本音を探る視線
- 男性の真意を暴こうとしたり、自分をどう思ってるか確かめようとするとき、女性は男性の目をしっかり見つめ、姿勢も少し前のめりになり、男性の感情や意図を汲み取ろうとします。関心が強い男性や、落とそうとしている男性ほど、女性は男性を食い入るように見ています