寝ている時の癖でわかる心理!寝相で性格診断
寝相による心理を探るとき、一番重要なポイントは心臓や腹部がどうなっているかを見ます。
心臓や腹部は急所です。
人は普段、何気なく胸の前で腕組みをしたり、おなかの前で手を組んだりしますが、それは無意識に自分を守ろうとする心理があります。これは寝ている時も同じです。とくに睡眠中は無意識世界なので、より本音が見えてくるでしょう。
大の字に寝る人
両手、両足を広げて眠る人は、メンタルが強い人です。
大の字で寝るということは、まったく自分の急所を隠さず、無防備な状態です。寝ている無意識下で無防備になれるのは、日頃から外からの攻撃を真に受けない強靭なメンタルの持ち主と言えます。
嫌なことがあると、その場で反撃するか、あまり気にしない傾向があり、ストレスをためない工夫ができています。あまり悩みも抱えておらず、考えるよりも行動が先に来ます。
表裏がないため、あとからウジウジ文句を言ったり、陰口で盛り上がるのは趣味ではありません。さっぱりした付き合いができる人でしょう。
気持ちが外側に向いており、自分の要望を他人に伝える力が優れています。ただ、それが有能であるかは別問題となりますが、少なくとも積極性は高く、フットワークが軽いので、自己実現しやすい人と言えそうです。
起業家タイプかもしれません。組織に入るとトラブルが増えるので、自分で会社を作り、好きにやった方がよいでしょう。
横向きで丸くなって寝る人
身体を横に向け、体を小さく丸める人は用心深いタイプで、かなり多くの人がやっている寝相です。
身体を丸めるのは、急所である心臓や腹部を無意識に守っている姿勢で、傷つくのを恐れています。ストレスに弱く、繊細です。
対人関係においては自分から積極的に行くよりも、まずは相手の出方をうかがったり、よくわからないうちは自分から発言しないなど、慎重なタイプです。
言いたいことを言えず我慢してしまうため、内面に抱えている怒りや憎悪、不満などの負の感情もためやすい人です。そのため急に感情を爆発させたり、親しい相手や、ネット上などでは攻撃的な言動をすることもあります。
寝る時に小さく縮こまっているほど自制心が強く働きすぎなので、ストレスと苛立ちの間で精神が崩壊しやすいでしょう。もっと適当に、いい加減に生きることが大切です。
また、人のふり見て我がふり直せ、の習慣があるので、よく学びますし、人の心の変化に気づきやすく、状況判断能力に優れています。努力家で、何かやらせると成長率は高い人です。
まっすぐ手も足も伸ばして直立で寝る人
手足を折ることなく、まっすぐ伸ばし、気を付けの姿勢で眠る人は、規律に厳しい人です。
睡眠中はリラックスしている時間ですが、そのときまで直立でいる人は、「礼儀正しくあれ」、「人はこうすべきだ」、「決まったルール通りに動け」など、人を型に当てはめたがる傾向にあります。
そのため自分に厳しすぎてストレスを抱えますし、ルールからそれた他人を見てはイライラしてまたストレスを抱えます。
また、度胸があります。自分が認めない相手に対して真っ向から対立し、言いたいことをぶちまける一面もあるでしょう。人間関係においては他人とぶつかりやすく、トラブルが多い傾向です。強すぎる正義感により、必要以上に攻撃しまくらないよう注意が必要です。
責任感はとても強いので、大きな組織のリーダーに抜擢されやすいタイプです。自分の気持ちをストレートに伝える力があるので、ついてきてくれる部下や信者もできやすいでしょう。
うつぶせで寝る人
うつぶせで寝る人は、策略家です。
能ある鷹は爪を隠す…という言葉があるように、自分が有利に立つため、戦略を練ったり、空気を読みすぎたり、先回りすることもあるでしょう。
また傷つきたくない、損をしたくない、という思いが人一倍旺盛で、自分の本音や手の内を隠そうとします。
誰にも心をさらけ出せない不安があり、本音でのコミュニケーションは苦手です。何を考えているのかわからないと言われやすく、ストレスも人一倍かかるでしょう。
また、大胆な行動が取れる人です。日頃はあまり自分の思いを表現しない人ですが、何かヒラメキを感じたときは、凡人には成しえない行動力を発揮したり、過激な発言をしたりして周りを驚かせることがあります。
行動にムラがあるタイプです。態度は大人しそうに見えても、腹の中では結構過激なことを考えていたりします。
足や手を組んで寝る
足をクロスさせたり、手を胸の前で組む癖がある人は、自己コントロールが上手な人です。
精神状態を常に冷静に保つよう、自制心が強い人です。我慢強く、自我を抑え、怒りの感情もできるだけ早く鎮めようとする菩薩のような心が強く働いています。
ストレス耐性にとても強く、嫌なことがあっても、そのダメージを軽減する工夫があります。ただ、ストレスを感じないというわけではないので、最初から何も期待しないという冷めた一面もあります。「どうだダメに決まっている」と決めつけ、希望を持ちにくい要素もあるでしょう。
自分を律しようとするあまり、自分でも気づかないほどのストレスを抱えることがあります。大きな病気をするまで気づかず、倒れるまでストレスを無視し続けてしまう危険性もあるので注意が必要です。
ですが、その精神コントロールのレベルはかなり高い水準にあり、簡単には取り乱さないし、安定しています。そのため組織の上層部や、管理職などの役職につくと、その有能さが発揮されるでしょう。
バンザイで寝る人
気づくと腕を上にあげてバンザイスタイルになってしまう人は、日頃から鬱屈した日々を送っている人です。抑制された日常で、何かを我慢したり、やりたくでもできない環境に置かれている人によく見られます。
言いたいことを言えなかったり、悔しい思いをしていたり、ストレスを上手に発散できていない状態と言えるでしょう。しかもそのストレスとは、一時的なものではなく長引いている可能性が高いでしょう。
普段から大きく呼吸ができず、息の詰まるような心境です。そのため睡眠中にようやくリラックスできたときに、大きく息を吸うために、無意識にバンザイスタイルになってしまいます。
完璧主義で、自分に厳しい課題を与えがちです。こうでないとだめだ、とルールを決めすぎ、自分が許せないケースが多いので、もっと自分を許してあげて、リラックスする時間を長く保つ工夫が必要です。
実際に、大きな深呼吸を頻繁に取り入れることが有効です。気づいたらスーハースーハーしてみましょう。吸うより、吐きだす時間を多めにしてみてください。
抱き枕が必要な人
抱き枕がないと眠れない人は、他力本願な人です。
誰かに助けてもらいたい願望が強く、甘えられる相手を求めます。自分を甘やかせてくれない相手はすべて敵になります。
自分の行動はさておき、他人に高い要求を求めるので、家族や恋人などの親しい関係なら許されそうですが、友人知人、同僚などの人間関係は、波長が合わずにストレスばかりたまりそうです。
また、感受性が強く、孤独を感じやすい人です。マイナスな刺激を受け取りやすい人なので、
感情のコントロールが上手ではありません。
ただ、そのマイナスな世界観は芸術的な分野に生かすことができ、思わぬ才能を発揮することがあります。
マイナス思考はかならずしも悪いことではなく、自己表現に使ったり、危険を回避したり、自分と同じ境遇の人を助けることで、その才能が活かされるでしょう。
いつも同じ方向で目覚める人
朝、いつも同じ方向で目覚める人は、単なる体のゆがみかもしれません。
右手ばかり酷使したり、椅子に座ると足を組む癖がある人、立っているときに重心が偏っているなどの症状があると、寝ているときも同じ方向になってしまいます。
慢性的な肩こりや体調不良の原因となるので、次の行動を意識してみてください。
- 頻繁にストレッチをする
- 定期的に整体を利用する
- 片側だけ手を使わず、両利きを訓練する
- 椅子に座ったら足を組まない
- 電車など立っている時は重心を両足で支える
身体のバランスを保つことは、体のゆがみを直すだけでなく、精神にも影響を与えます。
寝ているときの無意識世界にも影響を与えるので、ゆがみを直すだけで、無意識から改善され、人生も活発へ向かうかもしれません。
ぜひやってみてください。
人の心理がわかるコラム
- ピアスをつける心理
- SNSのプロフ写真で深層心理が丸わかり
- [性格テスト]食べる順番どうする?
- 口癖からわかる性格と心理
- しぐさを見ればわかる心理と意味
- 日本人の特徴!国民性や性格はこんな感じ
- その職種に就くとこんな性格になる!集合的無意識でわかる共通性格