身体の部位ごとにわかるピアスをつける心理
ピアスをあける行為は、自分に何かをつけ加えたい心理が隠れています。
足りないものを補充したり、自分に新たな価値をつけたいあらわれです。
具体的には、自分の欠点を補強したい、自分に新しい能力をつけたい、新しく変わりたい、といった心理が隠れています。
身体のどこにピアスをつけるかによって心理は変わります。部位ごとに見ていきましょう。
耳のピアス
耳のピアスはオシャレのためにつける人が多数なので、自己表現のあらわれと言えます。洋服と同じで、自分の個性を主張するところです。
- 私の存在をアピールしたい
- もっと私を表現したい
- 本当の私はこう思っている
- 私のキャラクターはこうだ
これらの心理が根本にあるでしょう。
何かを始めたい時や、曖昧だった自分をハッキリさせたい時こそ、ピアスをつけたくなるのです。
また、ピアスをつけると、自分と向き合うことにつながります。私はちゃんとここに存在している!という自己主張が強くなるため、これまで曖昧だった自分が明確になります。そして個性、アイデンティティが定着するのです。
これが精神安定の効果をもたらし、いつも以上の才能が出せたり、他人に批判されてもめげない強い心が手に入ります。
ピアスを付ける人は、無意識にそれを実践しているのですね。
複数の耳ピアスをつける心理
耳に複数のピアスを付ける人は、それだけ自分のやりたいことがたくさんあったり、もっと多方面で活躍できる自分の才能に気づいているのです。
それらをハッキリさせるために、ピアスをつけることで自分色を明確にしようとします。
耳にピアスをつけたくなったら、遠慮せずたくさんつけた方が精神的なメリットが多く、人生を豊かにするでしょう。
なおこれは、イヤリングでも同じです。
鼻のピアス
鼻は社会的地位をあらわす場所です。
人相学においても鼻は財力をあらわす場所で、社会的な権力や財力などの「強さ」をあらわす部分なのですね。
そんな鼻にピアスをつける行為は、まさに強さを手に入れたいあらわれです。
- 社会的にもっと上に見られたい
- すごい人だと思われたい
という心理があります。
また、「これから自分はビッグになるんだ!」という未来への意欲が高まっている時にも、鼻ピアスをつけたくなる心理があるでしょう。
一方で、
- 下に見られたくない
- なめられたくない
という後ろ向きな理由もあります。
いずれにせよ、現在あまり社会的地位がない人や、今の地位に満足していない人が、ピアスをつけたくなります。
唇や口元のピアス
唇や口元にあるピアスは、性的な魅力、セクシーさをあらわします。
そのため、ピアスをつける行為にも性的な魅力を高めたい心理がありますが、これは快楽を求めるというより、恋愛対象として選ばれたい心理が強いでしょう。
より固有の、ユニークな自分をアピールすることで、ほかの人と差別化をし、選ばれたいのです。
- 恋愛的な勝者になりたい
- 恋愛対象として注目を浴びたい
- 誰かに強く愛されたい
という心理があります。
恋愛に対する欲求が高まっている時ともいえるでしょう。
スクランパーをつける心理
スクランパーとは、ドラキュラのような牙を演出するピアスです。
スクランパーをつける行為も、恋愛対象として選ばれたい心理があり、性的魅力の向上です。
牙なので攻撃性のアピールにも見えますが、実際はその逆で、内気だからこそ牙を取り入れて強さを補いたいあらわれです。
恋愛欲と強さを求める…転じて、甘えられるほどの強さをもった相手や、自分を可愛がってくれるような相手へ、性的アピールをしているとも言えるでしょう。
舌ピアス
舌ピアスは、唇のピアスと同様に性的な要素が強くなります。
そのなかでも舌は、感覚や感受性などの内面をあらわします。
そこにピアスをつけるのは、より自分の感覚を研ぎ澄ませたい、より深く感じたい、という欲求があります。
具体的には、
- 心をさらけだして本音でぶつかりたい
- 恥じらいを捨てて快楽を味わいたい
- 一切遠慮しなくていい相手がほしい
- 頭ではなく体で感じたい
などの心理があるでしょう。
他人に多くを求めすぎる傾向がありますが、人生において意欲的になっているサインとも言えます。
目元・眉のピアス
目元や眉につけるピアスは、視野の広さや先見性、賢さをあらわします。
未来を見通す力や、知識を得たい心理が隠れています。
- 新しい世界を開拓したい
- いまの環境を変えたい
- 自分の可能性を広げたい
- 違う文化に触れてみたい
などの心理です。
おもに刺激を欲しがっている時に、目元や眉にピアスをつける傾向があるでしょう。比較的、気持ちが前向きな人がこの位置を選んでいるように思います。
へそピアス
お腹は急所です。そのため手をおなかの前で組むなどして、無意識にヘソ隠す人はとても多いです。
そんな急所であるへそを着飾って見せる行為は、絶対的な自信のあらわれです。
何に自信を持っているのかは人それぞれですが、おもに容姿への自信や、自分の生き方や価値観に絶大な自信を持っています。
たとえ遠慮した口ぶりでも、内心は自分をスゴイ人間だと思っているでしょう。そしてナチュラルに他人を見下しています。純粋に自分の方が人として優れていると思っています。
これまで何かしら実績のある人が多く、ひとたび自分が否定されれば、徹底的に相手と戦う意欲もあります。頑固で、あまり人の話を聞かない所もあります。
なお、うしろで手を組む癖がある人も同様の解釈です。
急所であるヘソを隠さず、堂々と他人に見せる行為は、「自分は絶対に敵に倒されない、やれるものならやってみろ」という挑発的行為ともいえそうです。
陰部のピアス
陰部はそのまま性的な部分ですね。
ここにピアスを付ける人は、一見快楽主義者のようにも見えますが、実は心に満たされないものを抱えていることが多いです。
肉体的には満たされているものの、精神的にはどこか空虚で、さらに強い刺激を求めて虚無感を埋めようとしています。
愛されたい、必要とされたい気持ちが強く、肉体以上の精神的な激しいぶつかりあいを望むこともあります。肉体と心をすり減らすことで自分の存在価値を認めたり、自分へ何らかの強い感情を向けてくれる相手があらわれるのを期待しています。
精神不安定や、感情の乱降下、他人への過剰な期待、なども考えられるでしょう。
あちこちにピアスをする心理
あちこちにピアスをする人は、自分がどんなキャラクターで行くのか?自分はどんな価値観なのか?それがまだハッキリ定まっていない人と言えます。
ピアスをつける心理の根本は「補充」ですので、自分に足りないものがあることを自覚していて、それが何なのか、模索しているのです。
いわゆる、自分探しです。
大人になっても自分を探し続け、人生模様がコロコロと変化する人はたくさんいます。むしろ模索し続けて、常に自分をバージョンアップさせるのは良いことです。
ピアスが全身にある人は、いつも新しい世界へ飛び込んでいく意欲のある人と言えるでしょう。
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