普段の過ごし方で変わる良い夢を見る方法
夢は脳の整理です。日ごろ自分が考えている内容が、夢の中では忠実に再現されます。
普段すこやかな考えをもつ人は吉夢をみるし、不安や恐怖、怒りが強い人は、悪夢を見やすくなります。
ここでは良い夢を見るにはどうすればよいのか、ヒントをご紹介します。
まずは疲れをとること
疲れていると、悪夢を見やすくなります。
夢は脳の整理です。疲れているときほど脳の情報がぐちゃぐちゃな状態ですので、それを正常に戻そうと無意識が動きます。
ごちゃごちゃな部屋を大掃除しているようなもので、色んな記憶がツギハギになって、おかしな夢を見ます。これは脳の記憶を整えるのに必要なことですが、これが悪夢になります。
まずは疲れをとって、できるだけ悩みのない生活を送ることが第1です。
ゆるい性格を目指そう
良い夢のポイントは、日頃から楽しい思考を持っていると見やすくなります。
とくに、安心感、すこやかさが重要です。
たとえ毎日充実していても、焦燥感や不安、攻撃性がともなっていれば、そのマイナス感情を夢が忠実に拾ってしまい、悪夢となります。
怖い夢を見ない方法にも書いたのですが、競争社会に揉まれて勝ちたい感情や、悔しい、嫉妬などの感情があると、夢の中でうなされるようになります。
なるべく毎日の生活にゆとりをもって、穏やかな性格になりましょう。
寝る前に良いことを思い出す
寝る前に、今日楽しかったこと、よかったことを最低でも3つ思い浮かべてください。
どんなに小さいことでもいいから3つ以上考えます。とにかく大切なのは、良い記憶を思い出すことです。
些細なことで構いません。
おいしいものを食べた、楽しい話をした、どこかへいった、いつもと違うことをした、勉強をして少し知識があがった、など。
できれば毎日、日記をつけるとよいでしょう。書くことでより脳に強く記憶が刻まれるし、自分の心境の変化があとで見返せるので面白いですよ。
このとき注意したいのが、マイナスな内容を思い出さないことです。
嫌いな相手や、つらかったこと、むかつく出来事、実現できない苦しいことなど、マイナスなイメージを持つと、それを無意識世界に持ち込んでしまいますから、必ずプラスのイメージを思い出して、自分がプラスの出来事を経験したという事実を実感してください。
そして眠りにつきます。
これを繰り返すうちに、夢の中である無意識空間へ良いイメージが持ち込まれ、良い夢を見られるようになります。
毎日1つは変化をつける
毎日の生活に、何か一つは変化をつけましょう。
毎日が無理なら週に1度でいいです。1カ月に1度でもいいです。
変化は些細なもので構いません。たとえば以下のようなものです。
- 新しい製品を買ってみる
- 新しい人と話す
- 新しい趣味を始める
- いつもと違う道を歩く
- 食べたことのないものを食べる
こうして変化をつけることで脳に新しい記憶が吹き込まれ、充実感を感じられるようになります。自然とプラス思考になり、吉夢を見やすくなります。
誰かと比較せず、オリジナルを作る
あなたには憧れの人はいますか?
また、SNSなどを見て、いいなあ、自分とは違うなあ、と思うことがあるかもしれません。
ですがそうして他人と比べても、心の中にはひずみが生まれるだけなのです。
羨ましい感情が強くなりすぎると、嫉妬やひがみ、マイナス感情の増加につながり、悪夢の原因となります。
誰かと比較することはやめて、自分オリジナルで行きましょう。
自分だけのスタイルを作れば、焦燥感や不安を抱きにくくなり、吉夢へとつながります。
架空の世界を楽しむと良い効果がある
架空の世界は、あなたに良い効果をもたらします。
魔法の世界や、ファンタジーの世界です。ディズニーランドの世界観が好きな人はとても多いですよね。それも架空世界です。
現実にはありえなくても、幻想的な世界観に染まり、「わーっ」と感情がゆさぶられ、涙を流すほど感動できれば、あなたは無意識レベルが大変喜んでいます。
この感覚をたくさん手に入れると、夢の中でもファンタジー世界に染まりますよ!
映画を見るもよし、グッズを買ったり、家の中で音楽を聴いたりして、家の中にもハッピーな気持ちに浸りましょう。
ただ注意したいのが、架空の世界といっても、戦いをメインにしたアクションは攻撃的な性格になりやすく、悪夢の原因となるためあまりおすすめできません。
どんなに楽しくても、結局は戦いであり、競争や殺し合いをする限り、悪夢となってしまいます。
恋愛は悪夢になりやすい
恋愛をしていると、快感物質であるドーパミンをたくさん放出します。
これは人をイキイキさせるし、楽しく感じるのですが、夢の中では悪夢になりやすいので注意してください。なぜなら相手が思い通りに動いてくれるとは限らないし、恋愛には不安や焦燥感、誰かとの比較がつきものだからです。
たとえば、愛されたいと願って、容姿を磨く人は多いですが、その裏には容姿が悪いと愛されないかもしれない、という不安もともなっています。
この状態が長く続くと、夢の中では楽しさより不安の方が大きくピックアップされ、悪夢となるのです。
良い夢をみたければ、恋愛で楽しさを手に入れようとしてはいけません。
スポーツ観戦は悪夢になりやすい
スポーツ観戦を生きがいにしている人も、悪夢になりやすいです。
なぜなら、応援しているチームが試合に負けると自分の人生までイライラしてしまう人がいるからです。このイライラが悪夢を誘発します。
選手に感情移入したり、期待をのせて応援する気持ちはよいのですが、あくまで選手と自分の人生は別物であると認識しましょう。
選手に依存し、執着し、過度な期待をしすぎて、自分の願いを叶えてもらおうとしたり、自分の欲求不満を代わりに果たしてもらおうとすると、夢の中で悪夢に変わります。
いくらチームが勝って気持ちがスカッとしたとしても、あなたの魂は磨かれないのです。他人に何かを求めるより、自分から何かを生み出す努力が大切です。
マイナス言葉を発する人から離れる
マイナスな発言が多い人とは距離をおきましょう。
言葉は言霊です。マイナスな発言を受けると、その言葉を聞いた瞬間はなんともなくても、無意識の世界にはしっかり響いています。
夢の中にはしっかり傷として刻まれ、嫌な存在が出てくるようになり、夢の中で何かと戦ったり、何かに追いかけられる夢を見るようになります。
「そんなのできないよ」と言う人より、「きっとできるよ」という人と付き合いましょう。それだけで運気がよくなります。
現実を見すぎないこと
たとえば、子供には「大丈夫、できるよ」といって夢を与えますよね。
でも大人になると「そんなに無理に決まってる、現実を知るべきだ」と言われることが多くなります。
子供がなぜ夢を実現できるかというと、決して「若いから可能性が多いから」ではなく、「プラスの言葉を浴びせられて前向きになったから」です。
子供だってマイナスの言葉をあびて育った子は、何もできなくなります。
これは大人も同じです。
たくさん夢を見た方が才能を発揮できます。
- 宇宙人はいない
- あの世はない
- 神はいない
- 運なんて確率論だ
- 霊なんていない
- 助けなんてこない
- 信じる奴がバカ
このように、すべてを否定的に生きるよりも、あるかもしれない、できるかもしれない、可能性はある、として生きた方が、才能が発揮できるのです。
夢を否定する人は、夢の世界を具現化できないので、叶える力がありません。
とくに心の病の人は、現実を見すぎて心が落ち込んでいる人が多いので、もっと夢を見ましょう。現実を見過ぎないでください。自分に厳しくしすぎないでください。
そうすれば、眠ったときにも素敵な夢を見られるようになりますよ。
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