九星気学2023年の年盤と月盤
今年の年家九星は四緑木星!!
2023年の基本運勢となる、方位版(年盤と月盤)の入門編をご紹介します。
方位版とは、引越しや転職、結婚、離婚など、人生において移動をともなうとき、最適な方位を調べるものです。
方位版とは?にもあります。
自分の九星(本命星)を知らない人は、まずは九星を調べるから調べてください。
年盤の見方
以下の方位版は「年盤」といいます。
年盤とは、1年間全体に影響を与える吉方位を割り出すものです。凶方位を避けて、吉方位に向けて行動する…それが年盤の使い方と言えます。おもに引っ越しや転職、結婚など人生のイベントを起こすときの指針となるものです。
九星気学では、2月4日~翌年の2月3日までを1年間とするため、以下の年盤は2023年2月4日~2024年2月3日の運勢です。
年盤
2023年2月4日~2024年2月3日
2023年度の年家九星は四緑木星です。
年家九星とは、中央(中宮)に位置する星のことで、八方ふさがりの運勢となります。
四緑木星の人は、引っ越しや転職、結婚の予定があるなら、2023年2月4日~2024年2月3日は避けた方がよく、前年や翌年に移動するなどの対応をします。
他の星の人も、以下で解説します↓
八方塞(はっぽうふさがり)
方位版の中央部分(中宮または年家九星とも言う)に自分の本命星(九星)があることを八方塞(はっぽうふさがり)といい、どの方位へ行動しても凶方位となります。
上記でいうと、
2023年は四緑木星が八方塞です。
陰陽道にて不吉とされ、9年に1度の何をやってもうまくいかない時期となります。四緑木星の人は、1年間は転職や結婚などの大きなイベントは避けておきましょう。
どうしても移動が必要な方は、神社で八方除けの厄祓いも行っていますので、安全祈願するとよいでしょう。
また、陰陽道では厄年も重要視されますので、八方塞で、かつ厄年にも該当する人は、入念にお祓いをしておくとよいでしょう。
さらに凶方位を割り出す
方位版は、悪い方位をすべて割り出していき、最後に残った方位を吉方位として扱います。
悪い方位の割り出し方は、以下のとおりです。上記の方位版と照らし合わせて確認してください。
- 五黄殺(ごおうさつ):大凶
- 五黄土星がある方位のことです。この方位は何があっても大凶となります。つまりどの星の人も2023年は北西がよくありません。これはあくまで「方位」が悪いだけなので、五黄土星の人が運勢が悪いという意味ではありません。
- 暗剣殺(あんけんさつ):凶
- 五黄土星がある方位の逆側の方位を指します。この方位も凶方位で、どの星の人も2023年は南東がよくありません。これもあくまで「方位」のことを指すため、三碧木星が運勢が悪いという意味ではありません。
- 歳破(さいは):凶
- その年の干支をあらわす方位とは「逆位置」にあたる方位を指します。2023年は卯(うさぎ)年なので、卯ある東とは反対側にある西が凶方位となります。これもあくまで「方位」のことをあらわすため、六白金星の人が悪いという意味ではありません。
- 本命殺:凶
- 自分の本命星(九星)が位置している方位は本命殺といって凶方位です。方位版では自分の九星が書かれた方位はラッキーをあらわすのではなく、悪い方位をあらわすのですね。
たとえば2023年年盤でいうと、本命星が一白水星の人は南西が凶となり、九紫火星の人は北が凶となります。ご自分の九星の位置を確かめてください。 - 本命的殺:凶の方位
- 自分の本命星(九星)が位置している方位とは逆側にある位置を本命的殺といい、凶方位です。
上記の年盤でいうと、たとえば一白水星の人は南西に位置しているので、その逆側である北東も凶方位となります。ご自分の位置を確かめてください。
上記全部で五大方殺という!
上記の内容を総称して五大方殺(ごだいほうさつ)といいます。
八方塞の人は、1年間は吉方向はありません。
さらにこちらもチェック↓- 水火殺(すいかさつ):凶
- 水火殺とは、一白水星の「水」と九紫火星の「火」がぶつかる方位をいいます。相剋(そうこく)といって互いに勝とうとして争う運気です。
方位版には基本の定位置がありますが、これを基本に考えます。
本来一白水星がある場所は北です。そこに九紫火星がくると火と水がぶつかります。また、九紫火星が本来ある場所は南ですが、ここに一白水星がくると、やはり火と水がぶつかるため、凶方位となります。
2023年は北に九紫火星がきていますので、水火殺となり、北が凶方位となります。
風水でもコンロの火と冷蔵庫の水の組み合わせを水剋火(すいこくか)といい悪い運気として扱いますが、それと同じです。
上記の凶方位をすべて割り出したとき、どこにも凶がかかっていない方位こそが、自分だけの吉方向です!
引っ越しや、転職、結婚などの移動を伴うイベントを控えている人は、ぜひこの九星気学を取り入れて行動してみてください。
ほかにも、開運旅行として吉方位に旅行すると、運気アップが期待できます。ぜひやってみてください。
月盤で2023年の月ごとの運勢をみます
次は「月盤」を見てみましょう。
月盤とは、月ごとに影響を与える方位です。年盤と一緒に合わせて見てください。
年盤と月盤、両方で凶方位が重なっている場合は、特に注意が必要です。
赤字で描かれている方位が凶方位です。これ以外にも、自分の九星(本命星)のある方位と、その反対側方位も凶方位となります。
月盤
2023年2月4日~ 3月4日 |
2023年3月5日~ 4月4日 |
2023年4月5日~ 5月4日 |
2023年5月5日~ 6月5日 |
2023年6月6日~ 7月6日 |
2023年7月7日~ 8月6日 |
2023年8月7日~ 9月7日 |
2023年9月8日~ 10月7日 |
2023年10月8日~ 11月6日 |
2023年11月7日~ 12月6日 |
2023年12月7日~ 2024年1月5日 |
2024年1月6日~ 2月3日 |
- 節入り:月盤を見る時の日付
節入りとは九星気学でいう季節のことで、1か月の始まりの日をあらわします。
たとえば2月は、2月4日をもって2月のスタートとなり3月4日までを2月とします。3月5日から3月がスタートします。
月盤を見るときは、1日~31日までが1か月ではなく、その月ごとに1カ月とする範囲が決まっているのです。
2023年:節入り表
- 2月4日
- 立春
- 3月5日
- 啓蟄
- 4月5日
- 清明
- 5月5日
- 立夏
- 6月6日
- 芒種
- 7月7日
- 小暑
- 8月7日
- 立秋
- 9月8日
- 白露
- 10月8日
- 寒露
- 11月7日
- 立冬
- 12月7日
- 大雪
- 2024年
1月6日 - 小寒
- 月破(げっぱ):凶
- その月の干支をあらわす方位とは「逆位置」にあたる方位のことです。この方角も凶とします。
月ごとの干支は決まっていて、以下の通りです。
月ごとの干支と月破の方位
- 1月
- 干支:丑(北東)⇒ 月破:未(南西)
- 2月
- 干支:寅(北東)⇒ 月破:申(南西)
- 3月
- 干支:卯(東)⇒ 月破:酉(西)
- 4月
- 干支:辰(南東)⇒ 月破:戌(北西)
- 5月
- 干支:巳(南東)⇒ 月破:亥(北西)
- 6月
- 干支:午(南)⇒ 月破:子(北)
- 7月
- 干支:未(南西)⇒ 月破:丑(北東)
- 8月
- 干支:申(南西)⇒ 月破:寅(北東)
- 9月
- 干支:酉(西)⇒ 月破:卯(東)
- 10月
- 干支:戌(北西)⇒ 月破:辰(南東)
- 11月
- 干支:亥(北西)⇒ 月破:巳(南東)
- 12月
- 干支:子(北)⇒ 月破:午(南)
年盤が1年全体の基本となり、あとは月盤で月ごとにチェックしていきます。
基本的には年盤と月版まで見れば十分だとする意見が多いようです。
これ以外にも日盤や時盤も存在しますが、あまりそこまでこだわると凶方位ばかりになってしまい、何も行動ができなくなってしまいます。
あまり細かい部分まで気にしないこと、そして小さな逆境ははねのける気持ちをもって過ごすとよいですね。