葬式が終わったら清めの塩を忘れたらどうなる!?
お葬式に出席したあと、お清めの塩を忘れたことはありませんか?自宅に帰ってきてから気づいた人もいるでしょう。
すでにドアをあけて部屋に入ってしまった!という人でも大丈夫です。お清めの塩の意味や、その効果について解説します。
結論からいうと、身内や近い親戚が亡くなった場合はお清めの塩はなくてもかまいません。
一方、付き合いのない遠い親戚や、友人知人が亡くなった場合はお清めをしたほうがよいです。忘れた場合は、部屋に入ったあと盛り塩をして清めます。
そもそも清めの塩って何のためにある?
お清めの塩は、文字通り自分や空間を清めるために使います。
葬式に行くと、亡くなった魂はもちろん、そのへんにいる不成仏霊も成仏させてほしくて人間に寄ってくることがあります。そうした霊体を祓うために塩が使われます。
塩は神様や霊が好む食べ物です。塩をまくことで、霊が塩のほうに気をとられて食べているすきに、人間は自分の家に入る…という効果があります。
そのため自宅の玄関の真ん前でお清めをするのはあまり好ましくありません。玄関からすこし離れた場所でやり、身体や空間に塩をまいたあと、素早く自宅へ入ることが好ましい方法です。
身内はお清めの塩がいらない
身内の葬式は、亡くなった人が身内なのですから、塩で払っても意味がありません。
もし亡くなった人が成仏できなかった場合、身内に霊障を出します。たとえば位牌を正しく祀っていないと霊障を出して知らせようとします。これは塩で清めたところで解決できることではなく、問題に気づくまで不幸は続くでしょう。
身内が亡くなった場合は塩ではなく線香をたくさんあげましょう。そして成仏してもらうように強く念じる…これがなによりの効果的なお清め方法なのです。
身内意外の葬式はお清めをする
友人や知人の葬式においては、あなたは赤の他人ですから基本的には霊障はこないはずです。霊障は身内に出されるものなので、亡くなった人本人からの障りは心配いらないでしょう。
ただし、葬式に出たことで近くにいる浮遊霊を引き寄せることがあります。これは亡くなった人が生前悪いことをしていた人ほどその傾向があります。その場合はお清めをしておいたほうがよいでしょう。
本来、生前正しい行いをしていた人は霊障を出さないし、成仏させる念仏もいらないのです。正しい魂は自動的に天国へ導かれるため、生きている者の手を借りなくても成仏できるのです。
ですが生前あまりよくない生き方をした人は悪いものが一緒についているし、生きている人がたくさん線香をあげないと成仏できません。身内でない人が亡くなった場合は線香のあと、塩でしっかり清めておきましょう。
お清めの塩を忘れてしまった場合は、盛り塩をしておきましょう。盛り塩のやりかたはこちらにありますのであわせてお読みください。
清めの塩を用意しない葬式会場もある
ほとんどの人は仏教の葬式を開くと思いますが、仏教において死ぬことは仏様になることであり、人生の修行を全うした者という意味があります。肉体世界を終え新たな旅立ちとされるため、むしろ喜ばしいこととされるのです。そのため、宗派によってもやや違いがありますが、浄土真宗においては塩は使われていません。
塩を使うのは神道です。神道において死には穢れがあると考えられており、穢れが他人にも降りかからないようにと塩を使って清めます。それが仏教の葬式にも使われるようになりました。
ですが最近はやはり死は天国へ旅立つ素晴らしい日とし、塩も用意しない葬式も増えているようです。しめっぽいムードではなく、むしろ盛大にお祝いする地域もあります。
どうしても気になる人は自分で事前に用意しておくとよいでしょう。
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