レム睡眠とノンレム睡眠毎日夢を見る方法
夢は脳の整理であり、潜在意識でもあります。
夢の情報は、自分について知るキッカケとなったり、未来予知をすることもあります。
そんな夢を毎日見ることができれば、きっと日々の生活に有効活用できるでしょう。
ここでは毎日夢を見る方法についてお話します。
夢を見ているのはレム睡眠のとき
人は寝ているとき、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返しています。
眠りに入ったあと、一気にノンレム睡眠(深い眠り)に入ります。そして約90分後にレム睡眠(浅い眠り)に戻ってきて、90分周期でノンレム睡眠とレム睡眠が交互に繰り返されます。
一般的に、最初はノンレム睡眠が優勢で、後半になるとレム睡眠の割合が増加し、眠りが浅くなっていきます。
夢を見るのは、レム睡眠のときです。
そのため、レム睡眠の時に起きると、夢を覚えている確率が高くなります。
ノンレム睡眠は眠りが深く、脳波が安定しているので、ノンレム睡眠のタイミングで起こされると、夢を覚えていることが難しくなります。
そのため、レム睡眠のタイミングで起きることが基本ですが、90分周期で起きれば必ず夢を覚えているか、といったらそうでもありません。
結局のところ、目覚めた瞬間に夢を記憶する能力に依存します。
つまり夢を覚える訓練をするしかないということです。
訓練方法は次からお話します↓
覚醒時間を調整する
できるだけレム睡眠で起きられるよう、レム睡眠の周期である90分間隔で、アラームをセットします。
具体的には、
- 6時間後
- 7.5時間後
- 9時間後
に起きるようにします。
たとえば7.5時間後に起きると決めたら、毎日睡眠時間を7.5時間に調整してください。
睡眠に入る時間も規則正しく
睡眠に入る時間も毎日合わせるとよいでしょう。
仕事が忙しいと寝る時間がまちまちになりやすいですが、12時に寝ると決めたら、12時まではベッドに入らず、12時の5分前くらいになったら入りましょう。
ベッドの中で待機していると、かえって眠れなくなり、不規則になります。
同じ時間に寝るようにすると、体が適応してきて、時間になったら自動的に眠くなり、無理なく設定時間に起きられるようになります。
また、時間通りに眠るには、寝る1時間前からスマホなどの強い光を浴びないこともコツです。
夢日記をつける
夢は潜在意識です。いわば、自分の分身といってもよいでしょう。
そのため夢を見たら必ず夢日記をつけると、だんだん毎日見るようになります。夢は自分の思いにかならず応えてくれるのです。
夢の内容はもちろん、自分の感情や色の明るさなども、できるだけ詳しく書き留めることで、上達が早くなります。
目覚めた瞬間に夢を思い出す習慣
夢は時間がたつほどすぐに忘れてしまうので、目覚めたらできるだけ早く夢の内容を思い出すよう癖をつけましょう。
夢日記を枕元に置いておけば、夢を思い出す習慣ができるでしょう。
寝る前にも夢のことを考える
寝る前、「さあ夢を見るぞ」と強く意識すると、より夢や明晰夢を見やすくなります。
また、寝る前に夢日記の内容を眺めて、過去に見た夢の内容を思い出すことも一つの手です。これをやると、過去の夢の続きが見れることがあります。
リラックスする
ストレスや疲れが大きいと、夢が見にくくなります。寝る前にできるだけリラックスして、深呼吸や瞑想をしたり、好きな音楽を聴いたりして、心地よい状態になるよう努めましょう。
まどろみや、うたたねの状態を意図的に作ることです。
夢を覚えられない人の特徴
夢を覚えられない時は、以下の特徴に、当てはまってないか確認してみてください。
- 深い睡眠優先型
- 夢を見るのはレム睡眠中が主であり、深い睡眠のノンレム睡眠では夢が少ない傾向があります。深い睡眠に優れる人は夢を覚えにくいことがあります。
- ストレスや不安がある
- ストレスや不安が高いと、夢を覚えにくくなることがあります。リラックス技法やストレス管理の方法を取り入れることで、夢を覚えやすくなるでしょう。
- 薬物やアルコールの影響
- 薬物やアルコールは、夢の覚えにくさに関与する可能性があります。
- 睡眠障害
- 睡眠障害で睡眠サイクルが不規則だと、夢の覚えにくさに影響を与えることがあります。
- 不規則な生活
- 眠る時間が毎日ことなると、夢を見にくくなることがあります。
- 夢に興味を持たない
- 夢への興味や意識が低いと、夢はどんどん忘れる方向へいこうとします。夢に関心を持ち、夢から情報を得ようとする気持ちが大切です
- 個人差
- 最終的に個人差になってしまいます。これは生まれつきの性格や脳の機能の違いによるものです。
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