一緒にいると疲れる人の特徴話していて疲れる人はこんな人
話すだけで疲れる人…いますよね。自分が疲れるならともかく、もしあなたが誰かを疲れさせているなら、人間関係に悪影響があるかもしれません。
疲れる会話の特徴をあげますので、当てはまる項目がないかチェックしてみてください。
特徴1:拒否、否定が多い
人は誰しも自分の考えに共感してほしいものです。悪意はなくても、たくさん否定語を使う人と一緒にいると居心地が悪くなります。
- でも、ちがう
- いやそれは
- 嫌だ、やめて
- ありえない
- 無理
- 知らない、興味ない
- いらない
など…積極的に使うほど我が強くてキツイ印象を与えるため気をつけましょう。
特徴2:自分の話が多い
人が仲良くなるには、互いを理解しあうことです。片方だけがベラベラ話すのは「理解」ではなく、ただの自己満足です。
自分の話ばかりしていると、相手を受け入れるゆとりがなく、押しつけがましい印象を与えます。お互いがバランスよく話すよう気を配りましょう。
特徴3:正論を振りかざす
正論は正しいですが、正論をすべてのケースに当てはめるのは正しくありません。人の性格や能力、環境、立場、運…など、状況によってかならずしも正論が正解ではないし、善とは限らないのです。
正論は正しいからと強気に出る人が多いですが、それは物事を杓子定規にしか考えられない頭のカタイ人間です。何でもマニュアル通りにいかないのが世の中なのです。想像力を豊かに生きていきたいですね。
特徴4:言葉を要約しすぎる
相手の話をまとめたがる人がいます。
ようするに○○でしょ
論理的思考の持ち主ほど言いがちなセリフですが、話を真剣に聞いていない…と受け取られがちです。
大切なことは話の概要をつかむことではなく、相手の気持ちを理解することです。話を要約しすぎると感情ががおざなりになりやすく、まるで他人事のような冷たい印象を与えます。
なおビジネスにおいては要約スキルはとても大切ですし、むしろ必要です。ですが友人や家族、恋人などの親しい相手にはあまり向かない話しかたです。仕事ばかりして家庭や恋人をかえりみない人にありがちなセリフかもしれませんね。
特徴5:文句、愚痴が多い
言葉は言霊です。日ごろから文句が多いと、言った本人だけでなく聞いた人まで不快に感じます。なるべくマイナスな表現はしないよう工夫しましょう。
ただし、まったく愚痴を聞いてくれない人は同情心がなく、都合のいいことしか聞きたくない耳をもっています。もしあなたの友人や恋人が愚痴をまったく聞いてくれないなら、その相手は本物のパートナーではないかもしれません。
愚痴は甘えの証拠ですが、適度に言える関係を作っていきたいですね。
特徴6:うわさ話、悪口が多い
噂話をする人は、野次馬根性があります。あちこちで噂をまき散らし、人間関係全体への影響を考えられず、平気で場をかき乱してしまいます。周りから信頼を失うキッカケになるため、噂話にはかなり気をつけるべきです。
他人の悪口も同じです。1度ならまだしも、口癖のように平気で言う人物は要注意です。悪口は自分の味方になってほしくて言うケースが多いですが、やはり全体への影響を考えられない視野の狭い人なのです。軽いノリで悪口を言う人は信頼してはいけません。
本当に嫌な人物に困っているなら「悪口」ではなく「相談」として解決策を考えましょう。悪口はうっぷんをはらすだけですが、相談は対策を考えるものです。
特徴7:無意識に見下す
日ごろから相手を自分より下だと思っていると、さりげない会話のふしぶしにバカにした態度が出てしまいます。
- あなたにはどうせできないでしょ
- やっぱりダメだね
など…否定的な言葉が増えて、まったく期待していない本音が相手にも伝わります。この感情はエスカレートしやすいため、友人であれば自然と関係は切れるでしょうが、恋人や夫婦であればモラハラへつながりやすくなります。
無意識に出てしまうものなので、相手を下だと思った時点で「自分はすこし嫌な奴になっている」と考えほうがよいかもしれません。
人をバカにする心理もありますのであわせてお読みください。
特徴8:説教が多い
説教をする人は自分に自信があります。自分が正しいと思うからこそ熱が入りますが、言いすぎるとただの小言になり窮屈に感じさせます。ほどほどにしましょう。
説教とアドバイスは、混同されがちです。説教は「自分が良かれと思うことを押しつけること」です。アドバイスは「相手のためになる情報提供」です。とても似ていますが、アドバイスのほうが相手の性格や環境をきちんと理解しているのです。
特徴9:マナーや協調性にうるさい
日本人は他人の目を意識しすぎる国民性があります。そのため協調性やマナーにうるさいのです。
マナーとはみんなが気持ちよく過ごすためにあります。最低限のルールは守るべきですが、ルールにしばられすぎて苦痛になっては本末転倒です。
エリザベス女王とフィンガーボールの話を知っているでしょうか。いまの日本人には、たとえマナー違反に見えても、状況や人の気持ちに合わせて柔軟に対応する器量がもっと必要かもしれません。ルールに忠実すぎて厳しいだけでは、すこし無粋ですね。
フィンガーボールの話とは…
エリザベス女王が食事会を開いたとき、客人のひとりがフィンガーボールの水は飲むものだと勘違いして飲んでしまいました。みんながぎょっとするなか、女王は自分も水を飲み始めたのです。するとみなも合わせて飲みました。これは客人に恥をかかせないため、そして場の雰囲気を壊さないための女王の粋なふるまいだったのです。
結論:自分を押し出す人が疲れさせる
まとめると、とにかく自分自分自分…の人。それが疲れさせる人なのですね。ひとつふたつなら個性にもなりそうですが、人間関係をスムーズにするには、たまには他人に花を持たせましょう。