あなたは当てはまる?仕事ができる人の共通点はただひとつ
あなたは仕事ができる人ですか?
仕事ができる人には、実はたったひとつの共通点があります。
それは、
仕事の目標を正確に読みとる能力です。
この仕事は最終的にどうなるのが理想なのか?それを間違えなければ、大方仕事はちゃんとこなせるでしょう。
何が重要か正確につかむ
たとえば、あなたは八百屋の店主だとします。
どの野菜が一番売れているか知り、売れてる野菜をもっと仕入れたいとします。
あなたはバイト君に言いました。
EXCELで野菜の売上表をまとめておいてください
数日後、バイト君はEXCEL表を持ってきました。
表ができました!
表を見ると、カラフルなデザインで色分けされており、野菜の写真入りで、見やすい表にまとめられていました。
ですが、野菜の名前と、売れた個数しか記入されていませんでした。
もうちょっと具体的な表がほしかったな…仕入れ値と販売価格は入れてほしかったし、先月との比較とかもあればよかったんだけどなあ
バイト君はそれを聞いて面白くない顔をしていました。
(そんなこと一言もいってなかったくせに。見やすい表を作ったのに何が悪いんだ、ちゃんと指示ができないダメ上司だ)
実はこれ、仕事ができない人によくある光景です。
あなたはこの仕事で
何が重要だったかわかりますか?
店主の最終目標は、
見やすい表
ではなく、
何を仕入れれば八百屋が儲かるかわかる表
がほしかったのです。
そのため、デザインや写真入り、といった情報はどうでもよく、データの内容を充実させるべきだったのです。
でもプレゼンがある会社もあるし、見やすい表にした方が良いに越したことはないのでは?
という意見もありますが、基本的に「仕事のための仕事」は生産性がないので良くありません。これが増えるほど会社の経営は落ちます。
大企業の場合は、一部の人間が仕事のための仕事をしても潰れませんが、中小企業でこのような仕事ばかり増えると、会社はつぶれます。
最終目標からそれた仕事は、仕事ができない人の特徴なのです。
何が優先か正確につかむ
たとえば、あなたは八百屋の店主です。
バイト君に言いました。
田中さんに野菜を配達する時間だ!急いで自宅まで届けてきて!
わかりました!
といってバイト君は出ていきました。
すると数時間後、田中さんから電話が。
配達が遅すぎる。いつまで時間かかってんだ!
クレームでした。
なんとバイト君はまだ配達に行ってなかったことがわかりました。
どうしたのか聞くと、
田中さんは前回、形の悪い野菜は嫌だ、と言ってたことがあるので、できるだけ形のよい野菜を届けようと思って、選ぶのに時間がかかってしまいました
あなたはこの仕事で
何が重要だったかわかりますか?
店主の優先順位は、
形の良い野菜を届ける
ではなく、
早く野菜を届ける
です。
そのため、多少形が悪い野菜が混じっていても、まずは届けることが重要でした。
もし田中さんが、「形の良い野菜でないと受け取ってくれない」という場合ならまだしも、そうでないなら、スピードを優先すべきでした。
いま何が優先されているのかを間違えてしまう人が、仕事ができない人の特徴なのです。
もし優先順位がわからないなら、誰かに聞けばよいのです。
自己判断力が低いにもかかわらず、勝手に自分で優先順位を決めてしまう人が、仕事ができない人なのです。自分のミスなのに、相手を無能扱いしてないか?
もしあなたが上司のせいだ!部下のせいだ!と相手のせいにしているなら、それはあなたのせいである可能性もあります。
言葉足らずだったり、コミュニケーション不足だと、最終目標を共有しにくいことは多いにあるでしょう。
相手が悪い!と思ったら、1分だけでよいので客観的に考え、あなたにも間違いがないか考えてみてください。
- 勘違いはないか?
- 思い込みはないか?
- 早とちりしていないか?
- 商売として間違ってないか?
- 客観的に見てどうか?
これらを考えながら仕事ができるようになれば、あなたはもう仕事ができる人です。
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