
要求を呑ませる
「ドアインザフェイス」
ドアインザフェイスとは、最初に確実に断られそうな要求を突き付け、その後に簡単な要求をして、受け入れやすい状態にさせるテクニックです。
人に気を使ってしまうタイプほど引っかかる
ドアインザフェイスは、最初にあえて無理な要求をして、相手を困らせます。
どうしよう、無理だな…
と思わせるのです。
日本人は遠慮がちなので、他人からの要求を断ることが下手な人が多いです。断りにくいな、断ったら相手を傷つけるかもしれない、そう思わせることがポイントなのです。
そうして相手を困らせたあと、最初よりも簡単な要求をします。
すると「その要求なら大丈夫だ」「それならさっきよりマシだからいいだろう」という感情になり、条件を受け入れてしまいます。
遠慮するタイプの人、他人に気を使う人、人に迷惑をかけたくない人、気が弱い人、押しに弱い人は、このテクニックに引っかかりやすいのです。
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たとえば…具体例
男性が女性を食事に誘う時
- ダメなパターン
- 「一緒に食事に行かない?」
最初から脈アリじゃない限り、断られる可能性が高い。
- ドアインザフェイスを使うと…?
- 男性「すごくいい宿があるんだ、食事も旨いし露天風呂も最高の旅館があるんだけど、一緒に旅行行かない?」
- 女性「宿は素敵そうだけど、いきなり旅行は無理だよ」
- 男性「そうだよね、そう言うと思ってたよ。だからその宿と同じ料理を出してくれる店を探したんだけど、そこに行くのはどう?」
- 女性「それならいいよ」
無理な要求から簡単に要求に切り替えられたことで、要求を受け入れやすくなる。
やりすぎは強引な奴だと思われる
ドアインザフェイスは、大胆な人や、自信家な人、気が強い人など、恋愛に積極的な人ほど無意識に使っています。
あまりこのテクニックを駆使すると、空気が読めない奴、強引な奴といった印象で終わってしまうので気をつけましょう。
また、相手が気が強いタイプだった場合はイラつかせる原因になるので逆効果となります。
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コラム著者:沢村

神威力訓練所で実践修行をした経験を持っています。幸福になるマインドセットセミナー、人をつなぐコミュニティ運営の実績があります。あなたのお悩みを受け付けています。個別返信はできませんが、投稿内容をもとにコラムを書きます。
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