結局は見た目重視なの?若さや美人を求めすぎる人間は幼稚
容姿が美しく、若い人を積極的に求めすぎる人は、人間的に未熟だと言わざるをえません。
その理由について、お話ししたいと思います。
美人を好むのは本能として備わっている
一応、人間の本能として、造形が美しいものを好む性質はあります。
美人とブスが並んでいると、美人の方が「性格がよさそう」と感じることは、心理学の実験としても証明されています。脳が勝手に、そのように判断してしまうのです。
若い方が、顔の左右が均等の顔をしており、左右均等の方が、自分にとって安全な相手、と判断します。
つまり美人を求めるのは「危険な目にあいたくない」という防衛本能が働いているとも言えます。
ただ、人間は本能だけでは動いていませんので、理性や人間性がどの範囲まで及ぶか、という点が、その人物の価値をあらわしているでしょう。
若い人ほど外見重視である
10代の多くは、外見重視です。
それは若い人の方が本能のまま動いているからです。
人間には理性や経験、学習した知恵がありますが、若い人ほど学が未熟なので、美人やイケメンが好き…という本能のまま動いています。
ですが、人は経験とともに、美人やイケメンが必ず幸せにしてくれるとは限らないことを学びます。むしろモテる恋人をもって浮気されたり自分勝手なふるまいをされて嫌な思いをすることもあるでしょう。
また、不美人や不細工だって楽しい時間を提供してくれることを学びます。そうして人は外見だけでなく内面が大切だと学ぶのです。
10代のころは、まだ人生経験が浅いからこそ、本能のまま美人やイケメンを求めています。
人を見る目があるほど内面重視になる
人は経験を重ねるうち、美人やイケメンが必ずしも「いい女」「いい男」ではないことを知ります。それが人を見抜く力です。目が超えてくるのですね。
つまり外見重視の人は、人を見抜く目がないか、もしくは外面さえよければ内面はどうでもいいと思っている人物なのです。
人間性を磨く人は年上を選ぶ
自分を磨きたい、そんな向上心がある人は、経験値の高い相手を選びます。
つまり自然と年上を選ぶ傾向があるのです。
向上心とは、自分を磨くことです。自分に試練を与え、自分に厳しくすることです。
だから経験値の高い相手と一緒にいると、すこし疲れるのです。
でもその疲れが、自分を成長させるのです。向上心がある男は、それを知っているから、自分が知らなかった知識や経験がもたらされるのが、楽しいと感じるのです。
一方、自分に甘い人や、プライドが高くて他人の意見を聞き入れられない人間は、楽な相手を選びます。自分の想定内に収まる相手を選び、会話に余計な刺激が生まれないようにしたいのです。
本来は、相手から何か学ぶものがあってこそ人は成長します。ですが若さや美貌ばかり求める人は、自分が楽できる相手を求めているため、相手から学ぶ要素が少なく、成長しないのです。
つまり、うるさいこと言われたくない、すべて自分の思い通りに動かしたいのです。
そんな男は向上心がなく、プライドばかり高く、柔軟性がない、寛容でない、自分を快適でいさせてくれる相手を求め、そのくせ交際相手には多くを求めます。
このような交際をしていると、長く一緒にいるほどさらに刺激がなくなり、ダラダラと怠けていきます。これは結婚後に顕著になります。
とくに学生と付き合いたがる社会人は、その相手から学ぶ要素は少ないでしょうから、体だけが目的と言わざるを得ません。
これについては波動が他人に与える影響にも書きましたが、
「自分の成長=刺激=疲れる」
なのです。
これができない男は、若さを求め、人間的に成長しない人物となります。結婚相手には絶対に選んではいけない相手です。
大人になっても外見重視の人は4タイプある
大人になっても見た目重視の人は、いずれも人間性が未熟な傾向がありますが、おもに3タイプあります。
1つ目
向上心が著しくない。
向上心がないから、自分を磨くのが面倒くさいのです。だから年上や、自分より優れた考えをもつ女性を相手にするより、バカでもいいから若くて可愛い女の子と一緒にいる方が楽しいのです。
このような男性は、他人に多くを求め、楽をしたがるので、不満をためやすい人です。結婚後はワガママになり、離婚傾向にあります。
2つ目
これまで付き合ってきた恋人が、美人やイケメンばかりで、みんな性格がよかった。
美人やイケメンに嫌な思いをしたことがないからこそ、引き続き、見た目のよい相手を求めるパターンです。
幸せな人とも言えますが、恋愛経験値が不足している証拠でもあるので、もっと恋愛して色んな人間を知った方がいいでしょう。
3つ目
これまでの恋愛が、内面より性欲が満たされればよかった。
本来、恋愛とは相手を尊敬したり、信頼関係を築いていくものですが、そうした人間同士のつながりをおざなりにしてきた人は、性欲処理しか恋愛に求めていないでしょう。
内面のつながりを重視してこなかったから、人付き合いが表面的で、やはり人間性が未熟だと言わざるを得ません。
4つ目
まったく恋愛経験がない。
恋愛経験がない人は、10代の少年少女と同じです。美人やイケメンへの憧れだけが、一人歩きしているでしょう。
憧れるだけなら問題ありませんが、本能のおもむくまま、外見が良い方がいいに決まっている、という結論に至り、そのように行動してしまうのでは、やはり人間性が未熟と言わざるを得ません。
結論:容姿を求めすぎる人は本能のまま生きてる人
これまでの話のように、容姿ばかり重視する人間は、恋愛経験が未熟だったり、人を見る目がなかったり、これまで中身のある交際をしてこなかったりして、本能を重視して生きている人間です。
やはり人間性が足りないと言わざるを得ないと思います。
そんなことない!ちゃんと恋愛してる!
と反発する人も多いですが、そういう人たちを見ると、自分の恋人もしくは結婚相手を尊敬できなかったり、関係がうまくいってなかったりと、そのような状態です。
容姿を押し売りするとイイ相手を捕まえられない
たとえあなたが美人やイケメンだとして、あなたの容姿を好いてくれる人がいたとしても、その人は本当にあなたの内面まで愛してくれるかを考えてみましょう。
お相手は以下のような人ではないか、チェックしてみてください。
- あなたをただの性欲処理として見てはいませんか?
- あなたをお飾りやトロフィーのように考えていませんか?
- あなたの容姿が崩れたあとも愛してくれる確信はありますか?
- あなたが苦しいときに助けてくれる人ですか?
- 自分よりあなたを優先させてくれる愛がある人ですか?
もし自信がにないなら、外見に惑わされて中身を見ていない証拠となるでしょう。
外見至上主義はテレビが作っている
実は、外見至上主義はテレビが作っている一面もあります。
テレビをつけると美人やイケメンばかりもてはやしたり、成功者がブスや不細工だったりすると、功績よりも顔のことばかり取り上げたりします。
「美人やイケメンの方がいい思いをする世の中」を作る一因となっているのです。
テレビは、一部の醜い人間の価値観が垂れ流しになっている場所です。
だからテレビばかり見ている人は価値観が洗脳されて、自分で物事を考えられなくなったり、マイナス思考に陥ったり、無知になって焦って不安になり、バカになっていくのです。
テレビは有害なものが多いですよ。
世の中いろんな人がいるよ
もしあなたが自分の容姿にコンプレックスを持っているなら、落ち込む必要はありません。
世の中、いろんな人が生きています。
すべての人間が容姿を重視したり、若い人ばかり求めているわけではありません。
そうした相手に出会うのは運の力ですが、すくなくともあなたは誰にも愛されない孤独な人間ではないわけです。
自分の中身に自信がない人ほど外見を気にするので、外見に囚われる人は、もっと中身を磨いていきましょう。
中身を磨けばモテる…という話ではありません。
中身を磨けば、
自分に自信がつくからです。
自信がつけば、他人の外見はもちろん、自分の外見にもふりまわされなくなるでしょう。