恨んでいるほど心の整理を!!許せない人を許す方法
あなたには恨んでいる相手や、憎んでいる相手がいますか?
ひどい仕打ちをされたり、暴言を吐かれたりして、頭がハゲるほど憎んでいる相手…。人生長く生きていれば一人くらいは出会うでしょう。
あまりに他人を恨んでいると、恨んだ本人が悪夢を見やすくなります。地獄の夢を見ます。そのままでは精神上よくないので、早急に対処が必要です。
ここでは憎い相手を許す方法をお話しします。
他人は変えられないことを知ろう
世の中にはどうしようもないクズやバカがいます。
他人のことなんてどうでもいい、金のことだけ、注意しても耳に入らない・・・そうした人間がいます。
このような人間に何をいっても「馬の耳に念仏」で効果がないのです。
相手の性格が変わるかは、相手次第です。
あなたが強引に相手の性格を変えられないことを肝に銘じましょう。
ならどうすればいい?
自分を変えるしかありません。
まずは相手から離れる
できる限り、憎い相手とは離れた環境に移動しましょう。
逃げているようで嫌だ!という人もいますが、思い出すだけでムカムカしていると、あなたの精神上よくありません。
早急に引っ越しをしたり、職場を変えるなどして、できるかぎり憎い相手を思い出さない環境を作りましょう。
多くは時間とともに許せない気持ちも和らいできて、冷静に、客観的に物事を見られるようになります。
自分自身に問題はなかったか?
自分のことだけを考えた行動をとっていると、 「自分のペースに合わせてほしい」という感情が芽生えます。
自分は急いでいる。早くしてほしいのだから、相手も早く対応すべきだ。
そのような考えになると、相手の行動がいちいち気に入らなくなります。
あいつは自分をバカにしてる。ふざけやがって。
と言い出す原因になるので、できる限り、心を穏やかに、ゆとりをもって接しましょう。
そして、冷静にクズな相手から離れましょう。
離れても怒りが収まらないときは?
クズの相手から離れても、それでもムカムカと怒りが収まらないときは、一度相手が生活している環境を想像してみてください。
そして、なぜ相手はそんなことをするのか、原因を考えてみましょう。
どうせ、性格がクズだから、それだけだ!
という気持ちもあるでしょうが、まずは落ち着いて、相手の環境をイメージしてください。
許せない相手がいると、多くの人は、相手を忘れようとしたり、会わないようにする、話さない、などして相手を避ける人が多いですが、本当に恨みを消したかったら、避けるよりも問題と向き合った方が解決できます。
物事にはかならず原因があるからです。
相手が嫌なことをしたのは、原因があります。
あいつの事情なんて知るか!
と思ってしまうでしょうが、すこしだけ考えてみてください。
原因の考え方
相手が嫌なことをする理由として、以下に注目してみてください。
- あなたの態度や言動に原因がある
- 相手は生活に不満がある
- 相手はトラウマがある
- 相手は心の教育を受けずに育った
ひとつずつ見ていきましょう。
あなたの態度や言動に原因がある
これが一番スタンダードな原因ですが、相手に嫌な態度をとられるのは、そもそもあなたが元凶を作っているのです。
あなたが無意識に相手を見下したり、無神経な言葉が多いかもしれません。また、あなたの方が攻撃的な態度をとれば、相手もそれを返してきます。たとえ相手が悪かったとしても、冷静に対処するスキルは必要です。
ダメな相手であるほど、冷静にダメなところを指摘し、ダメな相手を排除しなければなりません。
ダメな奴に付き合う必要はないのですから、早急に離れる対策をうってください。
また、相手が話している内容の意図をよくはき違える人は、誰と付き合っても違和感や不快感を与えます。
人間の性格には相性もあうので、ウマが合わない相手は早急に離れるべきです。また、失恋も同じです。
ひどい振られ方をして許せない人も多いですが、これまで良いところしか見てこなかった証拠かもしれません。
相手は生活に不満がある
あなたの嫌いな相手は、現在の生活に不満があり、うっぷんがたまっているかもしれません。
たとえば、激務であったり、楽しくない人生を送っているかもしれません。やりたくないことをやらされたりして、だからこそ、あなたに不誠実な態度をとるのかもしれません。
あなたにとってみれば、そんな話は知ったこっちゃないですよね。
それでも、それが原因であった場合、もうどうしようもない問題であることがわかるはずです。相手の性格が問題なのだから、あなたが何をいっても解決はしないのです。
早急に離れるしかないのです。
とくに逃げる場所がなかったり、責任感が強いまじめな人は、逃げずに我慢してしまいます。こうした人間は、その欲求不満をどこかで解消したくなるので、攻撃するポイントがわかりやすい相手に対して、欠点を見つけたり、あげ足をとったり、嫌がらせをしたり、見下したりして憂さ晴らしをしてしまいます。その対象があなただったのかもしれません。
相手はトラウマがある
人は過去に嫌な経験があると、トラウマを引き起こす原因を抑えようとします。
たとえば、あなたが嫌いな相手は、容姿が原因で好きな人と結ばれなかった過去があるとします。すると、容姿端麗な人への嫉妬心が過剰に働いたり、自分と同じように容姿が悪い人に対して嫌悪感がわき(自己否定)、わざと意地悪します。
「容姿」のほかにも、「お金がないこと」や、「仕事ができないこと」がトラウマになりやすいでしょう。
コンプレックスがある相手は、攻撃性が強いので、八つ当たりが多いです。その矛先があなただった可能性はあるでしょう。
相手は心の教育を受けずに育った
幼いころからあまり両親に愛されなかったり、利己的な親のもとで育った人は、心を重視しません。自分の実力しか信じられないし、愛情が二の次になります。
こうした人は、大人になると承認欲求がひときわ強くなり、
もっと私を見て!
もっと認めて!
という気持ちが大きくなります。
人には「誰かに認められたい感情」がありますが、自分勝手な親だと、気分で子供を評価しているので、子供は何をすれば認めてもらえるのかわからなくなります。
だから必死になって自分を認めてもらえる人間や居場所を求めるのですが、愛に恵まれていないからこそ、社会的なステータスや経済力、容姿、肩書、名声にすがるしかないのです。
そして必死に社会的なステータスを得ようとするのですが、愛がないので、攻撃的な態度が目立ち、排他的になっていきます。
あなたの嫌いな人は、こうして孤独ゆえに必死になった人間かもしれません。
相手を制すれば悪事も制する
相手と離れられるなら、できるだけ離れてください。
ですが、離れることができないなら、相手のバックボーンに目を向けてください。そうして相手の環境を知れば、「怒りの感情」よりも「現状から脱出する方法」や「対処法」へと目が行くはずです。
ときに「同情」して仕方ないな、という気分になるかもしれません。相手があなたより不幸であれば、多少は許せる心が出てくるでしょう。
幸せな人は他人にやさしい
幸せな人は、心が満たされているから余裕があります。余裕があると、他人を思いやれますし、嫌なことがあっても冷静に対処できるのです。
必要以上に怒りをもってしまうのは、心が満たされず余裕がない証拠です。できるだけ心にゆとりをもち、悪いことに対面するのではなく、スマートに受け流して排除するスキルを身につけましょう。
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