数秘術とカバラ数字の意味と色の早見表
カバラと数秘術の意味と、色の一覧をご紹介します。
カバラとは?
カバラはユダヤ教の神秘主義であり、宇宙の構造や創造の原理を探求する思想体系です。
数秘術とは?
数字がエネルギーや意味を持っているとして解釈し、個人の性格や運勢を読み取るためのツールです。ピタゴラスの数秘学が元になった考えです。
カバラ数秘術とは?
カバラと数秘術の概念をミックスさせたもので、占いに使われることが多いです。人間的な内面や人間関係、洞察、未来指針として使われるでしょう。
「カバラ」と「数秘学」それぞれの意味
- 色:赤(数秘学)・白(カバラ)
- 赤は情熱性と積極性、争いごとの血の色をあらわします。白は何にも染まらない清き王、威厳などを意味します。
- カバラ:王冠(ケテル、Kether)
- 最高神や支配、絶対的な要素。純粋な意識、愛の道、創造の始まり、無限性と全能性
- 数秘学:絶対
- すべての始まり、ひとつしかないもの、男性の象徴などをを示します。
- 色:オレンジ(数秘学)・灰色(カバラ)
- オレンジは温かい心、明るい精神力。灰色は真っ白な世界に知恵が加わって色が出始めたことを意味します。
- カバラ:知識(ホクマ、Chokmah)
- 創造の始まり、神の知恵、知恵の源泉、直感力
- 数秘学:相対・パートナー
- 一人ぼっちだったものが2人になり対象ができた、女性の象徴。またはナンバー2としての補佐的な戦略やサポート。
- 色:黄(数秘学)・黒(カバラ)
- 黄は活発で明るい、おもしろさの追求。黒は知恵が深まり、真っ白な世界から十分に色を付け始めたことを示します。
- カバラ:理解(ビナー、Binah)
- 神の知識を得て理解する、悟り、神からの啓示
- 数秘学:発展
- 三位一体の象徴で、「父・母・子」「昨日・今日・明日」「上・中・下」、和音の3つ、など3つでひとつのものを示します。子どもを司る、物事をすばやくとらえる理解力、俊敏性などを示します。
- 色:緑(数秘学)・青(カバラ)
- 緑は草や葉が生えるように生命が生まれる創造性と慈しみ。青は冷静で落ちつきがある真面目さ。
- カバラ:慈悲(ヘセド、Chesed)
- 正義と美徳、世界の公平と均衡、慈悲、豊かさ、寛大さ
- 数秘学:安定
- 動物の足、椅子の足、東西南北、上下左右など、4つあってようやく安定する。ロジカルシンキング
- 色:水色(数秘学)・赤(カバラ)
- 水色は冷静でありながら自由自在に変化できる軽い様子をあらわし、赤は威厳や厳しさなどを示します。
- カバラ:峻厳(ゲブラ、Geburah)
- 力や威厳、創造と破壊の力、正義、厳格、制限や自制
- 数秘学:変化
- 新しいものを生み出す力が生まれ、自由自在な未来。感情のない合理的でドライな考え方
- 色:青(数秘学)・黄(カバラ)
- 青はすべての人間を均衡に保つ作用を示し、黄色は華やかさの象徴
- カバラ:美(ティファレト、Tiphareth)
- 世界の改革と社会的な改革、美、調和、愛、人間性
- 数秘学:調和
- いろいろな人とのバランスを計る、集団での協調性
- 色:紫(数秘学)・緑(カバラ)
- 紫は冷静さと陰謀、心の中に何か思う事柄。緑は平和的な心、外側へ目を向ける視野の広さ。
- カバラ:勝利(ネツァフ、Netzach)
- 人間の道徳的な成長、知恵と情報の集積
- 数秘学:飛躍
- 神秘的なもの、霊的な特殊な世界をあらわします。個性が強くあらわれる。負けたくないプライドの高さ、追求する意欲。
- 色:茶(数秘学)・オレンジ(カバラ)
- 茶色は人間世界での充実を示し、オレンジは太陽のように明るく周りへの影響力が強いことをあらわします。
- カバラ:栄光(ホド、Hod)
- 神の栄光、神への崇拝や感謝、永遠性、成功への意欲
- 数秘学:秩序
- 社会的集団においてのルールを重視し、権力志向。争いやバイタリティ、欲望。人情と集団においての頂点。
- 色:虹(数秘学)・紫(カバラ)
- 虹はすべての完成をあらわし、紫は神秘的な魅力と心の繊細さをあらわします。
- カバラ:基礎(イェソド、Yesod)
- 人間の内面的な成長と精神的な基盤、夢、幻想、想像力、潜在意識
- 数秘学:完結
- すべての完成品、宇宙や万物の象徴、全体をあらわします。すべての能力を同じ量でバランスよく持っていること。
- 色:透明(数秘学)
- すべての完成品。王者。カバラにおいては黄・茶・エンジ・黒の4色からなる。
- カバラ:王国(マルクト、Malkuth)
- 物質世界、いわゆる地球のこと。おもに中世の神聖ローマ帝国内における主要な諸侯領を10の地域に分類したものをさす。現実、物質、実現性
- 数秘学:完全
- 完成したものはまた1へと戻ることをあらわす。1に近づこうとする要素。
- 色:シルバー
- 磨かれた感性と他人を惹きつける魅力を象徴します。
- カバラ:知識(ダアト、Daath)
- 繰り返し、再生、秘密のセフィラ
- 意味:1と2の融合
- 1の「王冠」と2の「知恵」を併せ持ち、王の絶対的な権力と統率力、プライドを持ちながら、母のような愛情やサポートする戦略や知恵を持っていることをあらわします。またカバラにおいて11は特殊な数字として扱い、魔術師をあらわします。世の中の大きな変化にはかならず11が関係しているという説があります。
- 色:ゴールド
- すべての完成品。王者。
- 意味:2と4の融合
- 2の「知恵」と4の「慈悲」を併せ持ち、2も4も母のような深い愛情とサポートする戦略、知恵を持っています。これに4のロジカルな要素が加わったものを示します。カバラにおいて22も特殊な数字とされ、絶対王者と強運の持ち主とされます。
数秘学とカバラで象徴色が違う?
数秘学とカバラ生命の樹において象徴となる色はまったく異なっています。そもそもカバラでは番号付けされた球体(セフィラ)は10までなので、11と22は暫定です。
一応11はシルバー、22はゴールドと象徴カラーがありますが、これは占い用としてイメージを後付されたものです。
数秘学の色とカバラ生命の樹の色、どちらの色を自分のモチーフカラーとするかは、その人の好みとなるでしょう。
マスターナンバーとは
数秘術において11と22などのゾロ目はマスターナンバーと呼ばれ、特別な扱いを受けます。ほかの数字と比べ、ゾロ目数字の人はひとつの数字の中に2つの能力が含まれることから、ゾロ目の人は総じて能力が高いとされます。
ほかにも33、44、55などのゾロ目の人は存在していると思われますが、数が少ないことからその人物の性格などの統計が取れておらず、いまのところあまり明確な鑑定結果が出されていないのが現状です。
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