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ユダヤとピタゴラス カバラと数秘学の違い

カバラ、数秘術など、どちらも数字に意味をもたせて運命を診断している印象がありますね。解釈の仕方はとても似ていますが、本来この二つは別物です。

ぜひ入門編として読んでみてください。

カバラと数秘学は別物

数秘術とは

数秘学とは、すべての数には意味がある…とする考えをもとに、数字ごとに性格や運命、思想などを当てはめた概念のことです。

創始者はピタゴラスという人で、この数秘学を占いに応用させたものが数秘術といい、ヌメロロジーともいいます。ピタゴラスは数秘術の父とも呼ばれています。

数秘術は生年月日をもとにして自分の数字を算出します。

これらは誕生数、運命数、ソウルナンバーなどと呼ばれ、自分の本質や生まれもった性格、潜在意識などをあらわしています。

→あなたの誕生数はこちら

一方、生まれ日のことを覚醒数などと呼び、表面的な性格をあらわしています。

この覚醒数は生きる過程で強調されていった性格や性質を示しています。

→あなたの覚醒数はこちら

カバラとは

カバラとは、ユダヤ教の神秘主義の教えの一つです。数字に意味をあてはめ、聖書やタルムード(モーセが伝えた律法)などの聖典の中に隠された深い意味を読み解いたり、神秘の世界や、人間が存在する意味を追求するための教えです。

生命の樹(セフィロト)という図式がカバラの世界観をあらわしています。(下にその図式があります)

この生命の樹には、創造主である至高の神エインソフが物質世界を作るまでの過程が描かれており、この教えがエインソフから天使に渡り、天使からアダムへ渡り、アダムがアブラハムとなってモーセへ渡り、その後ダビデ、ソロモン、へと渡り、今の私たちへ伝えられている、とされています。

こうして神から人間への伝承がなされていることから、カバラはヘブライ語で「伝承」を意味します。

数秘術とカバラの違い

数秘術とは数字を使って世の中や人間の仕組みを解明していく学問です。一方のカバラは宗教から来ているので、人間がどうあるべきかを追求し、真理を得る教えです。

この二つにおいて数字はとても重要な意味を持っていますが、数秘術とカバラそれぞれの数字の意味を比べると、非常によく似ているし、関連していることがわかります。

つまりカバラ数秘術の占いとは?

カバラの思想と数秘学の定義を複合させ、スピリチュアル的な意味をもたせた解釈は、世界中にあります。これを占いとして活用したものが、カバラ数秘術です。

生命の樹(セフィロト)

カバラの概念であり、神エインソフが創った世界図のことで、セフィロト(Sephirot)といいます。複数形でセフィロス(Sephiroth)と呼ばれることもあります。

FFに登場するセフィロスというキャラもここからきているかも

神エインソフは、人間に知恵や指示を与えて物質世界を作りました。その過程のすべてが、この図式に描かれているのです。

1から順番に、世界が出来上がっていく様子が、この図で説明されています。

なお、それぞれの項目にある球体のことをセフィラといいます。

生命の樹(セフィロト)

神と人間の世界作りは
こんなストーリです

カバラの物質世界作りを具体的に解説します。

神は6日で創造し、7日目には安息日となり、8日目には物質世界に充実を感じ、9日目にはさらなる完成と喜びを感じ、新たな創造をするために次のステップへ移ったとされています。

1
冠(ケテル、Kether)
純粋な意識、神の意志が生まれる
海王星
知恵(ホクマ、Chokmah)
創造の始まり、神にアイデアが生まれる
天王星
3
理解(ビナー、Binah)
人間が神の知識やアイデアを得て理解する
土星
4
慈悲(ヘセド、Chesed)
慈悲や寛容が生まれ、同時に秩序や公平を保つため厳しくなることもある
木星
5
峻厳(ゲブラ、Geburah)
神の力や威厳をあらわし、一度創造したものを破壊して修正する
火星
6
美(ティファレト、Tiphareth)
傾いたものを調整する、美的感覚を取り入れる
太陽
7
勝利(ネツァフ、Netzach)
神の世界が完成し休息をとる、同時に人間は成長していく
金星
8
栄光(ホド、Hod)
世界の充実、神の栄光、神への崇拝や感謝、祝杯
水星
9
基礎(イェソド、Yesod)
終わりと始まり、初期に戻る

10
王国(マルクト、Malkuth)
中世の神聖ローマ帝国内における主要な諸侯領を10の地域に分類したもの
地球
11
(暫定)
知識(ダアト、Daath)
繰り返し、再生
※順番的には11ですが、これはセフィラの数としてカウントされておらず、正式にはセフィラの数は10までです。そのためダアトは秘密のセフィラとも呼ばれます
12
(暫定)
正義(ツァディク、Tzadik)
救世主、聖人、もっとも神に近い人間
※順番的には12ですが、これもセフィラの数としてカウントされていません。ツァディクは精神的なものだとされています

タロット占いでも生命の樹というスプレッドが人気ですが、あれもこの生命の樹から来ており、この世界のすべてを占ったり、自分を取り巻くすべての事象を占うのに適しています。

ほかにも似たものがある

カバラ数秘術は生年月日を足して計算していきますが、これを誕生数と呼んだり、運命数や、ソウルナンバー、エンジェルナンバーなどと様々な呼び方に代わって、人々に親しまれています。

ただ、占いの場合は占い師によって解釈がすこし異なってくるので、一概に「この数字がこの解釈」という絶対的な正解は言い切れません。

カバラと数秘術、それぞれの意味を一覧にしてあるので、あわせてご覧ください↓
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カバラの占いやコラム

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