恋が再燃する?昔好きだった人とSNSで再会して「会おうよ」…その心理は?
あなたは昔好きだった人や、数年前に付き合った元恋人に再会したことはありますか?
同窓会や結婚式などで再会するケースもありますが、いまはfacebookなどのSNSを通して簡単に再会できるようになりました。
最初は「久しぶりー」なんて言って盛りあがり、そのうち「会って話さない?」という流れになることも多いと思います。
すると、
・会ったら昔の話で盛りあがって楽しいかも!
・もしかしてまた恋が再燃するかも!
と期待する人も多いでしょう。
ですがそんなときこそ、すこし冷静になって、相手の本心を考えてみましょう。
会いたがる相手の本心は3つ
「久々に会おうよ」…そう言ってくる相手の心理は、大まかに以下の3つです。
- 関係を持ちたい下心
- 勧誘または金品の要求
- 会話を楽しみたい
もちろん「会話を楽しみたい」が理想的な再会ですよね。
ですが、なかには関係をもつことが目的だったり、ビジネス目的で近づいてきている可能性もあります。
相手の本心はどこにあるか?冷静に見極めていきましょう。
関係を持ちたい下心がある
まず可能性として考えるのは、やはり関係をもちたがっているケースです。
過去に交際したか?しなかったか?
にかかわらず、昔すこしでも恋愛感情を意識していたなら、再会後は男女の関係になる可能性はありえます。
- 元恋人
はもちろん、
ほかにも、
- 告白したけど振られた人
- 好きだけど告白できなかった人
- 相手から告白されたことがある
- 気になっていたけど仲良くならなかった人
など。
当時は望みがなかった恋でも、大人になって再会してみれば、まったく新しい恋の始まりです。
しかも、どちらかが結婚していれば…そこから不倫の始まりです。
相手が結婚しているかチェック
会う前に、できれば相手が既婚者であるか知っておいたほうがよいでしょう。
facebookなどを見ると、女性であれば苗字が変わっていたりしますよね。またプライベート写真をアップしている人も多く、既婚であるかすぐにわかる人が多いです。
たとえ本人が個人情報を出していなくても、その友人の情報をたどれば、プライベートは結構わかります。
探偵事務所でも、友人の友人をたどって調査することが多いそうです。
そうして、もしどちらかが既婚者であると知ったなら、それを承知の上で会う…その時点で、すでに不倫の入口に立っているのです。
もちろん、独身を装っていたのに、会ったら既婚者だと知らされるケースもあるでしょう。
もう相手に会わない方がよいのでは?
という声もあります。
ですが昔ずっと好きだった人や、気になっていた相手であるほど、モヤモヤした気持ちが捨てきれないし、いまどうしているか興味本位もあるでしょう。
そんなときは、会って冒険してくるのもひとつの経験かもしれません。
そうして、再会をキッカケにして結婚したカップルも存在するのですから。
もしその相手が運命の人であるなら、ふたりはかならず再会します。

会うと決めたらそれなりの覚悟を!
会うと決めたら、しっかり準備しましょう。
昔は淡い恋心で終わっても、大人になったいまは違います。何が起きるのか?あらゆる可能性を幅広く想定しておくことです。
- 相手がものすごく素敵になってたらどうする?
- あなたの恋心が再発したらどうする?
- もし相手に関係を迫られたら応じる?
- 付き合いたいと言われたらどうする?
- もしあなたが既婚なら、離婚の可能性も考える?
- 二人の付き合いが周りにばれたらどうする?
- あなたが一方的に好きになってしまい、相手はそうでなかったらどうする?
など。
あらゆるシーンを想像するのです。
再会したあとにその場で考えるのではなく、会う前から想像しておくのです。
とくに悪いイメージほど、
入念に想像しておくことです。
再会をきっかけに、あなたが苦しむ可能性もある…そこまで考えておいてください。

様々なイメージをしてみると、いまあなたが会おうとしている人物は本当に会ってもよい相手なのか? 自分で答えを出せるはずです。
とくに、相手が何年も引きずった相手であるなら、より入念に想像しておいてください。
- あなたは本当に吹っ切れたのか?
- 相手がものすごく素敵になっていて、あなたの恋が再燃したらどうする?
- あなたが一方的に好きになり、相手は冷めていたらどうする?
- あなたはまた一人で苦しむかもしれない
- また振られる可能性もある。二度失恋しても立ち直れる?
など。
ここまで考えてみてください。
ワクワクした未来より、
最悪な未来を想像します。
再会しようとすると、どうしても素敵なイメージばかり膨らませがちですが、そんなぬるい気持ちで会うと、うまくいかなかったときに大きなギャップを感じます。
あらかじめマイナスな可能性も覚悟しておくことで、たとえ嫌な現実を突き付けられても、あなたは正しい選択肢をとれるでしょう。
まだ会ってもないのに、
そんなこと考えたって仕方ないよ。
とは思わないでください。
多くの人間は、突然の出来事にいきなり選択肢を迫られると、その場ですぐ決められません。
どうしよう…と迷っているうち、恋心ばかり膨らんだり、余計な詮索をしたり、妄想が広がったりして、悪い方向へいきやすいのです。
冷静ないまのうちに、あらかじめ想像する。
それがあなたの心を落ち着かせます。
会ってしまえば、冷静でなくなります。
関係をもちたいがために「本当はずっと好きだった」なんて言葉を平然と言う人も多いのです。
これについては以下のコラムも参考になるのであわせてお読みください。
また、もしかすると、
会ってみたら、意外に何の感情もわかなかった
という結果もあるでしょう。
それはそれでよいではないですか。友人として、ひとつの楽しい時間が過ごせるのですから、会うことは間違いではないのです。
勧誘または金品の要求をされる
残念ながら、「会おうよ」と言われて行ってみたら、なにかに勧誘されたり、金品を要求されることがあります。

具体的には、化粧品などのマルチ商法、エステの勧誘、生命保険、宗教、有料セミナー、投資、などがよくあります。
とくに相手が同性であったり、元々あまり親しくなかった相手から「久々に会おうよ」と言われたら、ほぼ間違いなく変な誘いです。
ですが、これは元恋人や、好きだった相手でもありえる話です。
好きだった人から「会おうよ」と言われたから、淡い恋心を抱きながらウキウキして会いに行ってみたら、いきなりマルチの勧誘をされた…なんてケースもすくなくありません。
性的な下心よりも、お金の下心の方がさらにゲスい感じがしますよね。なおさらガッカリしてしまうかもしれません。
たとえ元恋人であっても、10年以上も前に別れた人なら、相手の人格はとっくに変わっています。
同じ人間だと思わないことです。
「肌がすごくツルツルになるよ」
「すごいお金が稼げる方法があるんだ」
「将来設計のためにちゃんと投資しておかないとね、おれ詳しいから教えるよ」
などの話になってきたらすぐに帰りましょう。
最初はありきたりな世間話から始まりますが、だんだん商品の話になったり、こちらの不安をあおるような話をしてきたら、まじめに話を聞かないようにしましょう。
また、勧誘目的の人はノルマがあったり、仕事のために会おうとするので、こちらが断っても執拗にスケジュールを抑えようとします。「予定がある」といって断っても、「ならいつが開いてる?」などと、早めにスケジュールを抑えようとしたり、何度も連絡してきます。もしそのような状況であるなら、それは残念な再会だったのだと割り切りましょう。
いまと昔はちがう
たとえ昔は純粋でいい人だったとしても、時間の流れは人を大きく変えます。
昔はとてもいい人だったから
という理由で相手を信用する人はいないと思いますが、一応、改めて警鐘を呼び掛けたいと思います。昔の人格がいまも引き継がれているとは思わないことです。昔のイメージを美化するのも禁物です。
再会する意味とは何か?
あなたは昔の知り合いと話すことに、どんな意味があると思いますか?
それは、お互いの近況報告をして、様々な暮らしや、人生模様を知ることです。
旅行と同じです。
「そういう人生もあるんだな」
「そんな人もいるんだな」
そうして色々な人生を知り、刺激や感銘を受けたら、それだけで素敵な時間が過ごせたのです。
決して、
- 私のほうがいい人生だ
- コイツみたいな人生にはなりたくない
などと、他人と比較することが目的ではありません。
たとえ再会した相手があなたより不幸に見えても、その人はあなたが経験できなかった試練を経験しているし、その人だけが感じられる幸せがあります。
比較して優越感に浸るのではなく、
色々な人生を知って「人間」や「人生」というものを改めて考える…
そんなキッカケを作ってくれるのが、本当の再会ではないでしょうか。
素敵な人間関係を作るために
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コラム著者:沢村
