幸運を充電する場所寝室の風水
寝室は体とメンタルに影響します。幸運パワーを充電させるには、睡眠を妨害する色や配置、グッズに気をつけましょう。
色に気を付ける
寝室は眠りやすい色に整えましょう。
清潔感を意識して部屋全体を白っぽく統一する人がいますが、真っ白だと明るすぎて、かえって気持ちが高揚したりハツラツとしてしまい、眠りを妨害する要因となります。できるだけ明るい色を避けて、暗い色がベストです。
とくに精神的に不調な時は、できるだけ明るさは暗くして、濃淡は淡い色を使った方が気持ちが落ち着いてきます。
ただし暗くて淡い色はずっと使っていると気持ちが沈みすぎてしまうので、ある程度メンタルが上向きになってきたら、少し濃度を濃いものにしてみるとよいでしょう。濃い色は、活気が欲しい時にふさわしい色です。
カーテンの色
カーテンは表面積が広いので、部屋のメインとなる色です。体調が悪いときは暗めの淡い色、体調が良くなってきたら暗めの濃い色を採用するのがベストですが、カーテンは一度買ってしまったら、そのように自在にコントロールできませんよね。
そのため、インテリアコーディネートがあまり上手でない人は、カーテンは壁と同じ色(オフホワイトが多いでしょう)にするのが無難です。白やオフホワイトにした場合、壁と同じ存在として扱われるので、カーテンの効果は失われます。その代わり、ベッドやローテーブルなど他のグッズで暗めの淡い系を取り入れていくとよいでしょう。
カーテンは主張が大きいので、失敗しやすい色です。コーディネートに不安な人は壁と同じ色にしておきましょう。
ベッドの方位
ベッドは何の運気をあげたいか、目的を考えて配置しましょう。
- 恋愛・人間関係
- 恋愛や人間関係を円滑にするには、南、南東方位にベッドを置きましょう。この方位は交友関係を活発にする位置で、積極性が身に付いたり、話術や外見の魅力アップにつながります。良い縁を運んでくれる方位でもあります。
- 仕事・趣味
- 仕事や趣味を活発にさせたいときは、東方位にベッドをおきましょう。この方位は太陽が昇る方向で、活気を体に取り入れる効果があります。エネルギッシュに動きたい時や、頭が冴えるようにしたい時は、東方位一択です。
- 健康・メンタル
- すこし疲れがたまったときは、西方位にベッドを置きましょう。西は太陽が沈む方位で、1日の終わりや落ち着き、安定をあらわします。そのため心が病んでいる時や、人間関係が殺伐としている時にも、西方位にすると運気が安定します。
ただし、ずっと西方位のままだと運気が停滞するので、ある程度落ちついてきたら東に変更するとよいでしょう。
枕の方位
枕の向きは、頭の使い方をあらわします。
- 頭が冴えるようにしたい
- 頭がキレるようにしたいときは、東枕です。東は太陽が昇る方位で活発さやエネルギーを一番取り込める方位なので、多くの情報を処理したいときは東です。
会話がメインの職業や、計算など頭脳系の職業に携わっている人はとくに東が有効です。 - 頭を冷静にしたい
- いつも感情的になってしまう人や、何か大きな決断をしなければならない時など、冷静になりたい時は北枕です。北は冷やす方位なので、北枕にしていれば、慌てず焦らず、客観的な答えが出せるようになるでしょう。
ただし、北方位には貯めこむ性質もあるので、良いアイデアが浮かばない時や、トラブルの解決が滞っている時は、ずっと北にしていると状況が動かなくなります。物事が停滞したら東方位へ変更するとよいでしょう。 - 頭をやわらかくしたい
- 発想力を上げたい時や、柔軟な考え方がしたい、面白いトークができるようになりたい、といった時は、ぜひとも南、南東方位に枕を向かせてください。南はコミュニケーションやアイデアをつかさどる方位なので、頭が楽しい方向へいってくれます。
- 頭を休ませたい
- ゆっくり休みた時や、優しくなりたいとき、穏やかになりたい時は、西枕です。西は太陽が沈む方位で、1日の終わりや落ち着いたエネルギーが取り込めます。
ですが基本的に西枕は、疲れた時以外はあまり推奨されません。とくに働き世代がいつまでも西枕にしていると、やる気がなくなったり、ぼーっとしてしまうかもしれません。
ドアに対するベッドの位置
ワンルームはあまり調整できないかと思いますが、できればドアから離れた場所にベッドを置くようにしましょう。運気はドアから反対側の窓に向かって流れていくので、ドアの目の前にベッドを置くと、運気をせき止めることになり部屋全体へ空気がいきわたりません。
ドアとは対極にある位置にベッドがあるとよいでしょう。
派手な柄ものを避ける
あまり派手な柄を寝室のアイテムに使ってしまうと、柄の強いパワーに引っ張られて無意識に脳が興奮し、かえってストレスがたまります。
柄ものは、なんとなく気持ちを明るくさせてくれる気がしますが、実は小さなストレスとなっているのです。子供部屋であれば眠ってるときも元気でよいのですが、ストレスの多い大人は、柄ものを使っていると疲れが蓄積されていくので注意しましょう。
日光が入りすぎる寝室は避ける
人間は朝起きたあとに太陽の光を浴びて、時間がリセットされます。光で脳のスイッチがオンになり、眠気が吹っ飛び、活動を始めます。
そのため寝ている間に日光が入りすぎると、起床時間がズレる要因になりますし、かえって起きられなくなります。
もっとも良いのはカーテンを開けたときに光が入ってくる状態です。人間が意図的に光を入れることで部屋にも光が入る形にすれば、睡眠を完璧にコントロールできます。睡眠中は暗い部屋が維持されるようにしましょう。
真っ暗な寝室はどうなのか?
寝室が真っ暗だと、昼間に入ってきた幸運の運気が長く部屋に留まることができません。できれば部屋の中に淡い照明を小さくつけるとよいでしょう。
ですがこれは睡眠が妨害されるようなら逆効果ですのでなくて構いません。快適な睡眠の方が優先です。
また、キラキラ光るものを寝室に置いておくと、真っ暗な部屋でも運気をため込む効果があります。
香りがあるとよい
これはスピリチュアル的な理由ですが、眠っている間は魂が異空間へ旅をしています。死ぬための予行練習でもあるのです。
夢の中は、普段考えていることや、寝る直前に考えたことが繁栄されやすいので、より快適な睡眠を得るためには心地よい香りを部屋にまとわせると、リラックス度が増して、良い夢を見れるようになります。良い夢がみれたら、メンタルも向上するので、自然と運気もあがってくるのです。
心地よいと思う香りでよいですが、柑橘系や、花の香が寝室の風水と相性がよいので採用してみてください。バニラのような甘い香りは悪夢を呼び寄せるので避けましょう。
夫婦の寝室
夫婦で寝室が一緒の場合、夫婦仲を優先すると南や南東を使いますが、仕事や家庭の金運上昇を狙うなら、東や北を使います。
目的に応じて、ベッドの配置や枕の向きで調整してみてください。
クローゼットを整理
クローゼットは目に見えない場所なので乱雑になりやすいですが、風水ではクローゼットやタンス、棚の中に運気が溜まると考えられています。そして収納は人間関係や、潜在的な要素をあらわすため、収納が乱雑になっていると人間関係も乱雑になります。整理整頓することが良い運気の基本となります。
寝室の時計
時計は時間をあらわす情報ですので、東との相性がよいでしょう。また、太陽が出てくるのが東で、朝の目覚まし時計との相性もよいので、東に置くと朝スッキリ起きられます。
スマホを目覚まし代わりにしている人も、東に置くとよいでしょう。ただ、スマホは電磁波を発するので、あまり枕元に置くのではなく、少し離しておくとよいでしょう。
ライトをうまく利用する
部屋の電気や蛍光ライト、スタンド、鏡台の電気など、光のある場所には運気をまとわせる効果があります。寝室は運気を充電する場所なので、淡い色のランプや、幻想的な模様が出る北欧のランプなどは心を穏やかにしてくれ、より運気の充電ができます。
なお、寝室に強すぎる光を取り入れると、疲れが出てくるので、部屋に合った照明を使うことが大切です。
また、ランプの傘や周辺にほこりがたまっていると運気がつかないので、掃除も忘れないようにしましょう。
寝具の清潔は神経質くらいがいい
寝具は運気を充電してくれるツールです。寝具が汚れていると、古いバッテリーで充電されないのと同じように、寝ても運気が回復しません。
寝具は神経質くらいに清潔を保っておくのがちょうどよいでしょう。
寝室に置いてはいけない物
これらのものを避けましょう。
- ぬいぐるみ・人形
- 寝ている時間は自分自身に運気を充電させる時間です。ぬいぐるみや人形は力をため込みやすい場所で、人の思念や、良い運気もそこへ吸い取られてしまいます。良い運気はすべて自分自身が受け取るためにも、人形やぬいぐるみは寝室に置かないようにしましょう。
キーホルダーについている人形などにも注意してください。 - 鏡
- 鏡は自分の分身です。そのため良い運気も鏡の向こうへ力が分散されてしまいます。そのため鏡には布をかぶせるなどして寝姿が映らないようにし、すべての良い運気は自分が受けるようにしましょう。
また昔の迷信ですが、寝姿を映すのは表と裏の顔をあらわしたり、もう一人の自分が悪さをするとも言われており、縁起が悪いともされていました。たしかに寝ている時間は魂が別世界へ旅行へ行っている時間でもあるので、魂がかえって来る場所が分散していると、人格が安定しない、精神不安定などの要因となります。寝姿を鏡に映さないようにしましょう。 - 絵画(人物画)
- 絵画は風水で多用されるアイテムの一つですが、寝室で気を付けるのは人物画です。
寝ている時間に人物画があると、自分の分身とみなされるので、基本的にはどの人物画であろうと良くありません。好きな芸能人のポスターを貼ると、その人に力や養分を吸い取られるので気を付けてください。
絵画の風水もあわせてお読みください。 - 電磁波を出すもの
- スマホやパソコン、テレビなどの電磁波が人体に悪影響をもたらすというのは様々な研究がされています。疲れが取れなかったり発がん性、肌荒れ、メンタルの不調など、科学的に見てもよろしくないようですが、風水的に見ても良くありません。
眠っている時間はエネルギーの充電なので、それが枕元にあったり部屋にたくさんあると、体に入ろうとする良い運気をはじいてしまいます。寝ている時間はコンセントを抜くなどすれば多少は改善しますが、できれば何も置かない方がよいでしょう。 - 尖った鋭利なもの
- ハサミやカッター、爪切り、ピンセット、ボールペンなどをテーブルに置きっぱなしにして、そのそばで寝ていませんか?風水では三角形などの角はエネルギーが集中すると考えるので、鋭利なものも、先端から気が出ていると考えます。寝ているときは柔らかい運気が好ましいので、鋭利なものから発せられる鋭い気が体にかかると、不調になっていきます。先端が自分に向かないようにしましょう。
寝室に置くと良い物
これらのものを避けましょう。
- 観葉植物
- 植物は運気をため込んだり、別方向へうながすルーターのようや役割を果たします。部屋の隅に置いておくと、部屋全体に運気を分散させてくれるだけでなく、人間が出した負の感情などのマイナスエネルギーを吸い取ってくれます。
なお、サンスベリアがマイナスイオンを出すと言われて人気がありますが、サンスベリアでなくても風水的には同じ効果です。 - 光るもの
- 光るものも運気を分散させるアイテムとして有名です。寝ているあいだに自分の周りに光るものを部屋の隅に置いておくと、空間に散らばった運気を部屋の中心へ集めてくれます。
方角ごとの運気
家全体に対して、寝室がどの位置にあるのかで運気を診断します。
なお、北西が凶作用です。
北の寝室
北は落ちついた雰囲気や、信頼関係などを司るため、ここに寝室があると信頼関係のある安定したパートナーになれます。これは仕事上でも吉作用ですし、その家に住む住人同士にも絆を生み出します。ベッドカバーを暖色系の色でまとめるとさらに運気が上昇します。- 北東の寝室
- ここは鬼門なので清浄に保っておけばとくに悪いことは置きません。あまり物を置くと新しい出来事がどんどん発生して落ちつかなくなるため、なるべくシンプルにまとめることが望ましいです。白を基調にした部屋にしましょう。
- 東の寝室
- 東はパワーが充電できる場所ですが、出ていく体力も増えます。バイタリティのある人にはふさわしいですが、熟年以降の落ちつきたい世代にはやや疲れる相です。赤などのハッキリした色や、電話、オーディオなどの音のなるものと相性がよいため、赤色の目覚まし時計などが吉を運びます。
- 南東の寝室
- 南東は輝く方位なので、ここに寝室があると最高の運気を充電できるため、寝室にするにはもっともよい方角です。草花や木目など自然のものと相性がよいため、観葉植物を置いたりベッドの素材を木目にしましょう。
- 南の寝室
- 南は個性的な空間を作り出すため、ここに寝室があると芸術的な才能がアップします。宝石やパワーストーンなど光るものを置いておくとさらに運気アップ。
- 南西の寝室
- 西と同様です。南西は人や運気を落ちつかせるため、スポーツ系や営業職などのアクティブな仕事をしている人にはあまり向きません。東枕にして黄色やオレンジなどの暖色系のカラーに統一しましょう。
- 西の寝室
- 西は落ちつかせる相です。ここで寝ていると人柄も落ちついてくるため、スポーツ系や営業職などのアクティブな仕事をしている人にはあまり向きません。東枕にして西日をしっかり遮断すればOK。緑を取り入れましょう。
- 北西の寝室▲凶位置
- イマイチパッとしない相です。西方向の落ちついた作用と北方向の冷たい作用が混じり、いくら頑張ってもあまり成果が見られない傾向があります。観葉植物や明るい色のグッズを置くとよいです。寝ている時間に良い運気が充電しきれず、メンタルも冴えなくなる方角です。
- 中央の寝室
- 中央の寝室はその家の運気を一気に受け継ぎます。普段運気が好調なときはさらによくなりますが、悪いことが続いているときはさらに悪くなります。一人暮らしをしている人には向いています。
鬼門の寝室
家全体で見た時、鬼門上に寝室がある場合、疲れが取れなかったり、メンタルが落ち着かなくなるなどの弊害が起きる可能性があります。
ベッドのそばや、寝室の四隅に観葉植物を置くとよいでしょう。
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コラム著者:沢村
神威力訓練所で実践修行をした経験を持っており、現在も科学で説明できない内容を研究しています。スピリチュアルカウンセリング、人をつなぐコミュニティ運営の実績があります。