数字12の意味

数字12の意味を解説します。数秘術とカバラの意味、性質や特徴など。

なお12という数字は、1、2、3の意味を含みます。

1の意味、2の意味、3の意味もあわせてお読みいただくと、より12について理解できます。

▽ もくじ
数秘術12の意味
12をたくさん持つ人の特徴
12を目にした時の運勢
文化的な12の意味

数秘術12の意味

数秘術12は、1+2=3になることから、1，2，3すべての性質を見ていきます。

数字の考え方は、数秘術で2桁の考え方にも書いたのであわせてお読みいただければと思います。

まず2桁目にある1の性質について。1は上昇志向や頂点に立ちます。これが根柢にあるので、12においても積極性や、勢いを持っていることになります。ただし2桁目の数字の影響は薄いです。

そして1桁目にある2の性質は、優しさや精神世界の追求です。つまり12も優しい世界を求めたり、精神世界に関心が高いことをあらわします。

そして最終形態が3です。3は楽観的で頭が切れます。つまり12も最終的にはカラッとして社交性が高い印象になっています。

これらを統合すると、12は自分を癒してくれる理想の相手を求めたり、孤独や寂しさを埋めるために、積極的に他人に関わったり、楽しいことを求めていく性質と言えるでしょう。

協力的でチームワークを重視し、人とのつながりを大切にします。誰かが発案した楽しい企画に乗ることも多いので、生まれたばかりの物や価値観をさらに発展させたり、アレンジしたり、パワーアップ、バージョンアップさせる数字でもあります。

また、12は神からの啓示を受ける数字でもあります。ヒラメキというのは多くの人が体験したことがあると思いますが、それこそが神の啓示です。12はそのヒラメキを上手に使い、自分の魂を成長させるだけでなく、他者に神の意志を教えたり、ときには適切なアドバイスをして、社会に秩序や倫理をもたらす存在となるのです。

数秘術で12は「チームワーク」を意味します。

精神世界を求める、楽観的、頭の回転が速い

性格や運勢、恋愛についてはカバラ数秘術の誕生数診断もご覧ください。

12をたくさん持つ人の特徴

上記で説明してきたように、12を持つ人は、繊細ながらも楽観的な印象を抱くことが多いでしょう。

誕生月、誕生日はもちろん、電話番号や、部屋番号、背番号など、あなたに割り当てられたすべての番号が、あなたをあらわしています。

これらにおいて、もしあなたが12を持つことが多いならば、あなたはちょっぴり寂しがり屋で、他人と一緒に喜びを分かち合うことを求めている人でしょう。常に周りや他者へ目が向いているところがありそうです。楽しい時間を味わうために社交性の高さを発揮する人です。

12を目にした時の運勢

日頃の生活において、数字を目にする機会は多いでしょう。

時計や、街中の広告、電車の路線など、日常の数字において、12の数字をたくさん目にした場合、それはあなたに12の要素を取り入れるよう、宇宙の流れがメッセージを伝えています。

具体的には以下のような内容です↓

もっと他人を求めなさい
他人に知恵を借りなさい
社交性を発揮しなさい
楽しくあろうとしなさい

このような内容を取り入れれば、きっとあなたの人生に何かしら飛躍や癒し、洞察、気づきがあることでしょう。

文化的な12の意味

文化的な意味もご紹介しておきます。

西洋占星術ではホロスコープで12星座と、ハウスと呼ばれる12分割した表があります。これで天体がどのような影響をもたらすか占っています。1年が12月ですし、ほかにも干支が12個あるなど、占いにおいて12は重要な数字です。

また、1日を12時間ごとに分割したり、1年を12の月に分けたり時間の概念をあらわします。時計の文字盤も0ではなく12が用いられています。これは古代ローマでは太陽時計を使って時間を測定しており、太陽が最も高く昇る真昼（正午）を基準としたため、その名残で、昼の12時が一番上に表記されている、とする説があります。

つまり、上記のことをまとめると、太陽暦や、1年が12か月あること、12星座、十二支など、12にわけることで世界の構造を示すことが多いようです。

12は区分けも意味する数字と言えるでしょう。