答え合わせ
中学1年生は自我がもっとも強くでる時期です。そして「父親」は権威や抑制の象徴です。この多感な時期の父親に対する気持ちによって、その後の成長にどう影響を与えるかがわかります。
父親のよいところ、悪いところを両方書く
- 例
- 「父はとても厳しい人ですが、優しいところもあります」
- 「父の給料は低いですが、夜遅くまで頑張って働くよい父です」
⇒あなたは良くできた子です。サイコパス度10%
父親の長所と短所を把握しているのは、人間的なありのままの姿をよく見ている証拠です。正常に成長しているでしょう。
父親のよいところだけ書く
- 例
- 「父は一流企業に勤めており誰よりもすごい人です」
- 「父はいつも優しくて嫌なところはひとつもありません」
⇒完璧主義の要素が強い。サイコパス度40%
父親にひとつも不満を書かないのは、自己を否定されることへの強い拒絶感がある。ダメな自分を認めたくない、よい自分を演じたい脅迫概念が強く、成長するにつれてさらに自分を追いつめ、完璧な自分を作るために猟奇的な行為に及んだりと、サイコパス化する可能性がある。
父親への悪口だけ書く
- 例
- 「父は何もしてくれないし、父親だと思ったことはない」
- 「父とは喧嘩ばかりで大嫌い。いちいち口うるさい」
⇒愛情不足。サイコパス度15%
父親に不満だけを書くのは愛情が足りていない証拠。本当はもっと愛情が欲しいサインである。悪口を書いているうちは、父親に対する関心がある現れなので、サイコパスというよりは不良になる可能性が高い。殴り合いの喧嘩や窃盗、騒音、迷惑行為など、一般犯罪の可能性は高まるので気をつけましょう。
父親への不信感・不安を書く
- 例
- 「父は夜中によく知らない女性と電話をしている」
- 「父は私を邪魔者扱いする。私がいらないのかもしれない」
⇒自我への不安。サイコパス度65%
社会的な安定をあらわす父親への不信感がある場合、子どもの精神も不安定になる。たとえ成績が優秀で友人がたくさんいたとしても、自己表現に対する不安感が出てきて自信がつかない子になる。
不安定なまま成長すると自分のストレスや性欲などをどう表現していいのかわからず猟奇的な行為に出たり、サイコパス化する可能性が高い。
話題をそらす・嘘をつく
- 例
- 「父よりも母が…」などと別の人物へすり替える
- 「父は宝くじで1億円当てたのでうちに別荘がたくさんあって」
⇒歪んだ自我の成長途中。サイコパス度75%
権威の象徴である父親は、中学1年生の子どもにとってかならず視界に入る存在であるため、何らかの感情があるのが普通だが、それを直視しようとしないのは、すでに自分の中で社会性が確立されていたり、信念が出来上がっていることをあらわす。とくに嘘をついていて、その話が自慢話であるなら気をつけましょう。
まだ社会経験が未熟であるこの時期の子どもにとって、自分に都合のいい身勝手な社会性が作られている可能性が高く、このまま成長すると人を物として扱うようになったり、自分にとって邪魔となる存在は遠慮なく消す(殺意)などが生まれる可能性が高い。
父親の人格に関心がない
- 例
- 「父は毎晩10時に帰ってくる。お金を持ってくる人」
- 「あまり父と何を話したか覚えてない」
⇒社会性がない人。サイコパス度20%
淡々と事実だけを述べて自分の感想を書かなかったり、父親の人格や、自分との関係性について説明ができないのはあまり社会性のない性格で、人間関係に溶け込めない可能性があるでしょう。
サイコパス度は低いですが、コミュニケーションがうまくできない傾向がありそうです。