マンション風水内廊下と外廊下は風水的にどうなの?
マンションには内廊下と外廊下があります。それぞれ風水的にどのような影響があるのか考えてみましょう。
外廊下は、以下のように廊下が外気にさらされているタイプです。色々なマンションで見かける、よくある設計です。
そして内廊下は、以下のように外気にさらされないタイプの廊下です。高級マンションやホテルでよく見る設計です。
外廊下:メリット
つねに新鮮な空気
外廊下のメリットは、やはり新鮮な空気がすぐに入ってくるところです。運気は空気に乗って流れてくるため、外廊下であれば、玄関をあけるたびに新鮮な運気が部屋に取り込めます。
また、玄関は一番多くあける場所なので、部屋の中でもっとも運気の出入りが多い場所です。
運気の出入りが激しいということは、外廊下は良い運気がつくのも早いし、悪い運気を取り去るのも早いのです。
アクティブな運気を作れる
外廊下は運気の切り替わりが激しいため、若い人やエネルギッシュさのある人には最適な設計です。これから何か新しいことを始めようとする人は外廊下がふさわしいでしょう。
ただし、ある程度の年齢がいった人や、安定を求める人、いまの運気を維持したい人にとっては、やや気持ちの消耗が激しくなり、疲れやすい傾向となるでしょう。
光が入ってくる
風水では光も重要です。とくに太陽は東から昇るので、朝のエネルギッシュな光が入ってくる東の玄関は最高の活力があります。
外廊下:デメリット
部屋の中を見られる可能性がある
自宅の玄関をあけると、となりの建物の廊下が見えるマンションは多いです。とくにドアを開けた瞬間に目の前に偶然人がいると、部屋の中を見られてしまう可能性もあります。
そうした設計はプライバシーが守られないのもありますし、居心地の悪さや、過ごしにくさを感じる人もいるでしょう。人の視線が集まりやすい玄関は風水的にもよくありません。
汚さによる心理的負担
外廊下は、廊下やドアが外気にさらされます。雨ざらしになった廊下はサビや砂で痛み、汚くなります。こまめに掃除をしないと、その汚さを見るたび心理的な負の作用が働き、運気も落ちます。
見るだけで、無意識に気持ちが削られるのです。
これは大したことのない小さな作用に感じますが、「汚い」という認識が毎日積み重なると、人はだんだん負の部分を見ないように気持ちを塞ぐようになります。これが「慣れ」であり、人の防衛反応でもあるのですが、やはり心を塞いでごまかしている限りは、潜在意識はいつまでもリラックスできないし、すこしずつ気持ちが荒んでいるのです。
そんなの気にしない?
多くの人は良い環境を与えられれれば、「きれいだな」「リラックスするな」という感情をもつはずです。そうした「良さ」がわかる人は、やはりすくなからず心理的な負担があるので、外廊下をいつもきれいにしたり、なるべく雨に濡れない設計になった外廊下を選ぶことがポイントです。
ただ、まれに外観や景観を気にしない鈍感な人もいます。鈍い人は「良さ」がわからない代わりに、負の要素も受けません。そのような人は、外廊下の風水的なデメリットはほぼ受けないでしょう。
内廊下:メリット
高級感がある
内廊下のメリットは、ホテルライクな高級感があることです。見栄えだけの問題ですが、気分がよくなることで性格が前向きになったり免疫があがったり、良い方向へ働きます。
ほんの小さな気持ちの変化ですが、それが毎日続くと大きいでしょう。
良い気をためられる
内廊下はマンションのエントランスから運気が流れてきます。そのため自分の部屋に運気が到達するまで流れがゆっくりしています。
これはメリットにもデメリットにもなります。良い運気を長く保つことができる一方で、悪い運気に切り替わるとその悪運も長引きます。
エントランスが清潔に保たれており、住人の質がよくて心理的負担がなく、自分の活力もみなぎっている状態であれば、その良い運気を長く貯めることができるでしょう。
内廊下:デメリット
光が入ってこない
内廊下は、玄関から太陽の恩恵を受けることができません。とくにせっかく玄関が東方位なのに内廊下のマンションであれば、あまり東方位のメリットは受けられないでしょう。
なるべく光るものや、白いグッズを玄関に置いて、明るい雰囲気を作りましょう。
他人の生活臭が入ってくる
内廊下はにおいがこもります。埃っぽいにおいがする廊下もありますし、掃除したあとのクリーナーのにおいが漂う廊下もあります。
また、他人の家からタバコや生活臭が自分の家に流れてくることもあります。これは他人の悪運を自分の部屋にも取り込んでしまうことにつながります。
運気の切り替わりが遅い
内廊下のデメリットは、空気が入れ替わりにくく、運気が停滞しやすいことです。
空気が汚れているということは、運気も汚れているのです。一度悪い運気が入ってくると、なかなか悪運が出て行きません。
運気が切り替わるまで時間がかかるので、そこに住む人間の行動力も遅くなります。引きこもりがちな人は、内廊下の家に住んでいるとますます引きこもりが加速するでしょう。
上記の問題を解決するには、ベランダの窓を開けることで部屋の空気を循環させるしかありません。部屋の窓が大きく、窓の数も多めの家を選んだ方がよいでしょう。一般的な1LDKでベランダに一つ標準的な大きさの窓があるだけでは、気分が鬱屈しやすい部屋と言えます。
まとめ1:どんな人が向いているか?
外廊下は、新しく運気を作りたい人に最適です。物事に失敗してもそれをフォローしてくれる作用があるのは、圧倒的に外廊下です。
おもに以下のような人です。
外廊下が向いている
- 若い人
- 新しいことを始めたい人
- これからお金を稼ぎたい人
- 精神的に落ち込みやすい人
- 出不精・引きこもりな人
一方、内廊下はすでにある運気を育てたい人に最適です。
おもに以下のような人です。
内廊下が向いている
- 自分に自信がある人
- すでにある能力を伸ばしたい人
- 資産がある人
- 精神的にタフな人
- 自分からアクティブに動ける人
このような人は、自分が作り出した良い運気がさらに大きくなり、幸運になれます。
まとめ2:選ぶときの注意点
外廊下、内廊下を選ぶときは、なるべくデメリットを排除したマンションを選びましょう。
外廊下の注意点は清潔感とプライバシーです。
外廊下を選ぶときの注意点
- ドアを開けると誰かに部屋の中まで見られる設計でないか?
- 外廊下がきれいに掃除されているか?
- 外廊下が屋根や柵などに覆われ汚れにくい設計であるか?
一方、内廊下を選ぶ時の注意点は、気の流れと自分自身の状態をチェックすることです。
内廊下を選ぶときの注意点
- 廊下のにおいが気にならないか?
- 部屋の窓が標準より大きめ(多め)か?
- 自分の精神状態は良好か?
内廊下は憧れる人が多いですが、上級者向けです。
基本的には外廊下を選んだ方が、風水的には無難でしょう。
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コラム著者:沢村
神威力訓練所で実践修行をした経験を持っており、現在も科学で説明できない内容を研究しています。スピリチュアルカウンセリング、人をつなぐコミュニティ運営の実績があります。