思わせぶりな態度を取る心理と、それがどのくらい恋愛に有効かを考える

思わせぶりな態度とは、

相手に好意があるような態度

です。

あたかも恋愛感情がある素振りですが、実際には興味がない場合もあるし、友人関係を望んでいる場合もあるでしょう。

ここでは、思わせぶりな態度をとる人の心理と、それが実際のところ、どのくらい恋愛に効果的なのかを考えてみたいと思います。

• ▽ もくじ
• 思わせぶりな態度の心理
• ごめん避けの思わせぶり心理
• 既婚者の思わせぶりな心理
• 思わせぶりは恋愛に有効？
• 思わせぶりのデメリット
• 思わせぶりを効果的に使う方法

わざと相手に好意がある素振りを見せる人の心理についてです。

自己肯定感が低い

自己肯定感が低く、自分に自信がない場合、好きな人ができても、自分が好かれるはずがない、と考えます。そのため正面から堂々と気持ちをぶつけることなく、思わせぶりな態度を見せて、相手の反応をうかがおうとします。

恋愛への恐怖や不安が強い

過去のトラウマなどで恋愛に悪いイメージを持っていると、相手にストレートな気持ちをぶつけることができません。同じ苦しみを味わいたくない、という思いから、思わせぶりな態度で少しずつ相手の気持ちを探り、自分が過度に傷つかないよう守っています。

相手をコントロールしたい

相手に告白させようとしたり、自分の思い通りに動かしたい欲求が強いと、思わせぶりな態度をとります。このタイプは支配欲が強く、依存傾向もあります。相手を思い通りに動かすことで自分の存在価値を認めたり、安心感を得ています。

自己顕示欲を満たし、ちやほやされたい

自分がモテる、人気者であるという自覚を得るために、思わせぶりな態度をとって、自分に寄ってきた相手を見て満足感を得るタイプです。いわゆる、ちやほやされたい欲求です。

ちやほやされたい人とは、日頃から自分が十分な評価をされていないと感じており、自分を高めよとうとして、このような行動をとります。

確認しているだけ

まったく脈のない相手にアプローチしても仕方ない…と思う人にとっては、自分が思っているより少し大げさに好意を見せて、相手の反応を確かめます。これにより、アタックするかしないか決めています。反応が悪ければ、あっさり諦めて、ほかに見込みのある相手と恋愛をします。効率的な恋愛とも言えます。

ごめん避けの思わせぶりとは、相手から誘いを受けたとき、「嬉しい、私も一緒に行きたかったんです」などと前向きな姿勢を見せておきながら、具体的な話になると避けられる状況を指します。

社交辞令とは異なり、好意のある素振りを見せていることがポイントです。

ごめん避けの心理を探ってみましょう。

相手を傷つけないための配慮

相手に興味がない時、それをハッキリ言ってしまえば、相手を傷つけるかもしれないし、逆切れされる恐れもあります。そうした不安から、表向きは必要以上に良い顔をしてしまうことがあります。

距離を詰められると不安になる

繊細な人ほど、相手からアプローチされると、たとえそれが好意のある人でも、不安を感じます。「今は良くても、いつか嫌われるのではないか」「本当に自分が気に入ってもらえるか自信がない」「相手の好意を受け止める余裕がない」といった思いが先行し、避けてしまうのです。

相手の好意にプレッシャーを感じている状態ですので、一時的に距離をとって、適切な距離感を保とうとしています。このタイプにはゆっくりしたアプローチが有効です。

自分をどのくらい好きかテスト

自分のことをどの程度好きなのか、本気で好きなのか、そうした本気度を確かめるため、ごめん避けの思わせぶりをします。この場合、積極的に来てほしいのが本音です。

自分が思わせぶりな態度を使う場合、メリットを考えてみましょう。

自分の魅力を確認している

結婚すると恋愛はそれきり楽しめなくなることが多いので、自分がまだ恋愛市場で魅力を持っているのか、他人からどう見られているかを確かめることがあります。そのため既婚でありながら思わせぶりな態度をとり、相手の反応を見ています。

夫婦関係に不満がある

現在の夫婦関係に不満があるからこそ、そのストレスをぶつけるために、疑似恋愛を楽しもうとして、思わせぶりな態度をとり、欲求不満を解消したい心理があります。

実際に恋愛しようとしている

たとえ既婚者でも、パートナー以外の相手に恋をすることはあるでしょう。そのため、別の恋愛を始めようとして、まずは相手の反応を伺うために思わせぶりな態度をとるケースがあります。

この場合、一時的な遊びである可能性もあるし、もしくは、本気で相手を好きになって今の婚姻関係を解消しようとしているケースもあり、両方のケースがあります。

自分が思わせぶりな態度を使う場合、メリットを考えてみましょう。

自分に興味を持たせることができる

思わせぶりな態度の最大のメリットは、相手の関心を引くことです。「自分のこと好きなのかな？」と思わせることで恋愛が始まるので、容姿やトーク力に自信がある人は、とても有効な手段です。

会話を増やすキッカケになる

思わせぶりな態度をとると、相手の態度が軟化することがあります。会話しやすくなったり、相手の心をほぐすこともできるでしょう。出会ってからまだ親しくない関係であれば、比較的有効です。

デメリットを考えてみましょう。

第1印象が悪いと不快になる

思わせぶりな態度をとったところで、「あの人に好かれても嬉しくない」と思われると、ただ気持ち悪い印象しか与えず、かえって避けられてしまいます。そのため容姿に自信がない人や、悪い噂のある人、元々あまり好かれていなかった人は、逆効果になる恐れがあります。

不信感を与える

すでに見知っている関係だと、急に思わせぶりな態度を示すことで、違和感を感じさせることがあります。「他に目的があるのでは？」「寂しいだけでは？」など、不信感を与える原因となるので、出会って時間がたっている場合は注意が必要です。

自分が傷つくこともある

思わせぶりな態度で、相手から望んだ反応が得られなかった場合、告白するまでもなく振られたも同然です。それで自分に自信をなくしてしまう人もいるでしょう。

いいなと思ったらすぐやる

相手のことを、少しでも「いいな」と感じたなら、その時点で思わせぶりな態度を見せましょう。

本気になったあとに思わせぶりなことをしていると、うまくいかなかった時にショックが大きくなります。本気になった場合は、堂々と気持ちを告げた方がメンタルには良いです。

思わせぶりは、気軽にできるからこそ有効なのです。

少しオーバーにやる

自分で思っているより、少しオーバー気味にやった方が、相手に伝わりやすくなりますし、恋愛がスムーズにいきます。

大抵の恋愛は勘違いの連続で成り立っているので、相手にどんどん勘違いしてもらいましょう。その方が相手の心が読みやすくなります。

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