平均や中央値は?IQ/EQ/SQ/HQ/PQ/CQのちがい
IQとは知能をあらわす数値です。
Intelligence quotientの略語で直訳は「知的な数値」です。そのままですね。この数値はおもに数学的な計算や、分析能力、空間認識能力などで決まり、数値が高いほど頭が柔らかく、賢いとされます。
なお、IQの中央値は100前後で、IQ120~130くらいが秀才、150以上が天才レベルとされます。
有名人だとレオナルド・ダ・ヴィンチがIQ205であり、アインシュタインがIQ190、そして人類一番IQの高い人はジョン・フォン・ノイマンのIQ300という記録があります。
EQ(心の知能指数)
EQとは心の知能です。Emotional quotientで直訳は感情的な数値です。IQと対比して使われることが多く、こころの持ち方をあらわす数値です。
攻撃性や積極性、保守性などの数値をはかり、自分の精神状態を良好に保つ能力や、他人の喜怒哀楽を読み取る能力をあらわします
この数値が高いほど空気が読める人であり、場に合った適切なコミュニケーションができます。
SQ(社会性の知能指数)
SQとは社会性です。Social quotientの略語で社会的な数値です。
人間関係を円滑にしたり、他人の観察力、状況を把握する力、反社会性、そして自分自身の立ち振る舞いかた、などをあらわします。
おもに自己顕示欲や協調性、常識、ルールを作りたがるか?といった内容で数値を量ります。
この数値が高いほど協調性が高く、他者と共存でき、トラブルなく集団になじむことができます。
PQ・HQ(潜在能力指数)
PQもHQも同じで潜在能力指数です。物事を先読みしたり、想像力を働かせることで状況を読み取る能力です。
PQのPはpotentiality(可能性・発展性)をあらわし、HQのHはHumanity(人間性)をあらわし、HQのほうが新しく使われだした言いかたです。
この数値が高いほど他人の状況を理解する能力に優れ、世間や他者に求められるものを生み出す力があります。ビジネスでは重視される数値です。
CQ(好奇心指数)
CQとは好奇心をあらわします。Curiosity quotientで好奇心の数値です。
知的好奇心や、新しいものへの関心度、クリエイティビティなどです。子供のほうが数値が高く、大人になるにつれてなくなります。