困りごとがあったら…悩みがあっても安易な神頼みはしないほうがよい

あなたは悩みがあるとき、いつもどうしていますか？

よく「困ったときの神頼み」と言いますよね。神頼みはよいことですが、手あたり次第いろいろな神社へ行くのはよくありません。

信じている宗教がある人は注意

もしあなたが信じている宗教があるなら、悩みはまずはそこに相談しましょう。

たとえば仏教にお世話になっている人は多いと思います。集まりに参加したり、積極的に活動している人もいると思いますが、日ごろ仏教にお世話になっている人であるなら、悩みができたら他に駆け寄るのではなく、仏教なら仏教で、まずは自分の信じる場所へ相談しましょう。

医者にかかるときと同じです。

あちこち行くよりも、まずは最初にかかった医者の方針に従う人が多いでしょう。複数をかけもちすると、人間に対しても神様に対しても印象がよくありません。

お世話になっている宗教がある人

宗教とは人々の悩みを聞き、癒しと救いを与えるものですよね。

もしあなたが相談しても無駄だと思う団体であるなら、その宗教は人を助ける団体ではないのです。それは宗教という名を語った、別の目的をもった集団なのです。

宗教に入ってなくても…

もしあなたに信じている宗教がなくても、むやみに複数の新興宗教を訪問したり、複数の神社に参拝するのはよくありません。

良さそうな神社に片っ端からお参りをして、お守りや御札を買い集めている人は多いかと思います。

神様の世界では、
そうした浮気を嫌います。

あちこちの神社で同じ願いをかけた人ほど、願いが叶っていないと思います。なぜなら、あちこちに行く行為は、ご利益のことしか考えていない証拠だからです。

願いさえ叶えてくれればどの神様でもいい。動物にでもすがる…そうした精神を神様は嫌います。

神様の世界

一度参拝したらそこだけにする

ご利益を与えてくれるのは神様ですよね。神様が人間だと思えば、あちこち参拝してはいけない理由がわかるはずです。

たとえば、あなたのもとに友人が悩みを相談しにきました。「困ってるから助けて」と言われたので、あなたはかわいそうに思い、友人を支えようと思いました。
ですが翌日、その友人は別の人のところへ行き「困ってるから助けて」と相談していました。さらに翌日、その友人はまた別のところへ行き、同じ相談をしていました。あなたはどう思いますか？

あちこちへいって「とにかく助けて」と言う…そういう人をどう思いますか？自分のことしか見えていないと思いませんか？相談されて親身になろうとした人の気持ちをおざなりにしているし、助けてくれるなら誰でもいい…と考えている人間に見えませんか？

そのような人にご利益を与えても、感謝もせず他人を利用するだけ、自分の都合のいい利益だけを取ろうとする…そんなズル賢い人間に見えませんか？

そのような調子のいい参拝はよくないのです。

一度ひとつの神社に参拝したら、効果がでるまでしばらく時間をおくことです。

それでも効果を感じないときは、何が足らないのか考えてみてください。参拝だけで本人の努力が一切ないのはダメです。また、参拝で気を付けるべき点もあるのであわせてお読みください。

すべての問題をクリアしても願いが叶わないなら、そこで初めてほかの神社に行くことを考えてみましょう。そうして自分で運気に気を配っていけば、自然とあなたの運気はよくなっていくでしょう。

合わないと感じる神社にずっと参拝する必要はないですよ。